- 毎日の長時間労働が辛い……
- 仕事が激務で疲れが取れない……
- 疲れすぎてもう何のために働いているのかわからない
こんな風に、毎日の長時間労働や激務が辛くて、限界を感じている人も多いですよね。
あなたは本当によくがんばっていますよ。本当に偉いです。
責任感が強く真面目な人ほど、長時間労働や激務の環境でもがんばってしまうもの。
今の会社で仕事を続けてこれたのは、あなたが真面目で勤勉である証拠です。
でも、いつまでもこんな生活を続けていたら危険なのはわかりますよね。
長時間労働や激務の仕事をし続けると、心身が壊れてしまう可能性があるんですよ。
長時間労働や激務ばかりさせる会社なら、辞めるという選択肢もあります。
もしあなたが長時間労働や激務の仕事に悩んでいるなら、転職を視野に入れた方が良いでしょう。
【2019年版】人気転職エージェント総合ランキング | ||
1位:マイナビエージェント | 20代と第二新卒の転職に強い! | |
2位:doda | 親身になってサポートしてくれる | |
3位:リクルートエージェント | 豊富な求人数と高い内定率を誇る |
目次
日本の会社ではなぜ長時間労働や激務の過重労働がまかり通るのか?


そもそも、なぜ日本の会社は長時間労働や激務な仕事が多いのでしょうか?
今の日本の長時間労働の原因には、以下のようなものがあります。
- 高度経済成長期はマンパワー×時間で成果が出て、長時間労働が当たり前だったから
- 高度経済成長期を駆け上がってきた経営者が、今もそれが通用すると思っているから
- 雇用を増やすより今いる従業員に残業させた方が、コストが安く済むから
日本の長時間労働の原因にはまず、「高度経済成長期」という時代背景があります。
1945年の敗戦後、日本は「東洋の奇跡」と呼ばれるほど驚くべきスピードで回復してきました。
焼け野原になった日本では、今日食べるものを得るのにすら必死で、とにかくがむしゃらにがんばるしかなかったんです。
その後高度経済成長期を迎えて、人々は経済復興のために寝る間も惜しんで働きました。
その人たちのおかげで、今の日本の豊かさがあります。
でもこの高度経済成長期の長時間労働が、今も続いてしまっていることが問題なんですよね。
当時はマンパワー×時間で成果が出たので、長時間労働はどこも当たり前でした。
従業員も生きるために必死ですし、何よりその分給料も増えたため、やりがいはあったわけですね。
ですが今はある程度生活が豊かになり、そこまで頑張って働く必要がなくなりました。
また、長時間労働をしたからといって給料が増えるわけでも、生活が豊かになるわけでもなくなっています。
高度経済成長期が終焉を迎え、バブルも崩壊し、経済は低迷したまま。労働者側からしたら、長時間労働しても全く割に合わないわけです。
若者の中には、仕事を減らしてでも家庭や趣味を優先した、バランスの取れた生活を求める人も増えました。
しかし日本の企業は長時間労働が染みついているため、その体制から簡単には抜け出せないわけです。
高度経済成長期からの価値観である、「長時間働く人・夜遅くまで残業する人=会社に貢献する人」という評価は、今でも続いているわけですね。


しかも、高度経済成長期に長時間労働をこなしていた若者は今や年配になり、会長や社長などの偉い役職に就いていて、経営側にいることが多いです。
彼らが若い頃は長時間労働が当たり前で、それが常識だったんですよね。
だから、今の若者にもそれが通じると思ってしまいます。
とにかく長時間がむしゃらに働けば、気合いと根性があれば、成果は出ると思っているわけですね。
確かに当時はそれで結果が出ていたので、良かったのかもしれません。
でも今は、時代が違います。長時間労働しても成果は出づらくなっているんですよ。
しかし今でも、長時間労働さえすれば成果が出ると思っている経営者が多いんですよね。
こんな古い価値観を持ち、長時間労働をこなしてきた人が経営者側にいることも、今の日本が長時間労働を減らせない理由の一つです。

また、それだけではありません。
長時間労働を減らすには、新たな人員を雇用することが一番良いのですが、それをしない企業も多いですよね。
それは新たに人を雇うより、今いる従業員に残業をしてもらう方がコストが安く済むからです。
コスト削減のためにも、余計な人員を増やさないことは大事なんですよね。
そのため、今いる従業員に長時間労働をさせてしまうんです。
そういった理由から、日本の企業では長時間労働を減らせない状況が続いているというわけですね。

こんな理由から長時間労働や激務な仕事が多い日本ですが、全ての会社がブラック体質というわけではありません。
長時間労働をさせずに、しっかりと給料を払ってくれる会社もたくさんあるんですよ。
もしあなたが長時間労働や激務な仕事から解放されたいなら、こういったホワイトな会社に転職するしかないです。
もっと良い労働環境の職場に転職することが、あなたが助かる唯一の道なんですよ。
過労死する前に転職しよう!長時間労働や激務で会社を辞める6っつの判断基準
長時間労働や激務が辛くて辞めたくても、本当に辞めるべき会社なのかどうか?という判断が自分でつかないこともありますよね。
客観的に見ても「辞めるべき会社」の判断基準には、以下のような項目があります。
- 過労死ライン超えが3カ月続いている
- 長時間労働が1年中続いている
- 退職者がたくさんいる
- 長時間労働をやめる取り組みが皆無
- 全ての人が長時間労働をしている
- 体調不良が出始めている




過労死ライン超えが3カ月続いている

過労死ラインとは、月80時間の残業(1日4時間以上の残業・12時間労働)の状態を言います。
9時出社だとして18時定時なら、22時退社ということになりますね。
こんな長時間労働が数カ月続くのは、危険です。
たまに長時間の残業があるくらいなら大丈夫ですが、毎日続くなら危ないでしょう。
長時間の残業を数カ月続けると、体の調子がおかしくなったり、うつになる可能性も格段に上がってしまうんですよ。
特に過労死ラインの長時間労働が3カ月も続いているようなら、会社を辞めることを検討しても良いレベルです。

あまりにもヤバいと感じたので、転職を考えるようになったのもその頃からです。過労死ラインを超えて働くのは、長く続けられることじゃないと思いますよ。
長時間労働が1年中続いている

長時間労働といっても、毎日じゃなければ大丈夫です。
- 入社したばかりで覚えることがたくさんあるだけ
- 繁忙期なので忙しいだけ
- トラブルが起こったので対応しているだけ
などなど、長時間労働になってしまう理由があるなら、まだOKです。
でも、特に理由もないのに毎日長時間労働が続いているなら、これからもずっと続くでしょうね。
そんな会社なら、辞めても良いと思います。
退職するまで長時間労働でも構わないなら良いのですが、とても体がもたないと感じるなら、早めに違う会社に行った方が良いですね。

思考能力も低下していき、あまりにも疲れすぎて辞めたいと毎日考えていました。
退職者がたくさんいる

誰も辞めない会社なら、まだ耐えられる職場環境なのかもしれません。
でも多くの人が辞めていくような会社なら、あなただけが不満を感じているわけじゃないってことになります。
ひどい労働環境であり、辞めるべき会社である証拠にもなりますよね。
もし長時間労働が原因の退職者がたくさんいるなら、その会社は辞めて良いというサインになるでしょう。

「自分が悪いんじゃなくて、会社に問題があるからなんだ」と思えたのは良かったです。会社を辞める時の抵抗も少なくなりましたしね。
長時間労働をやめる取り組みが皆無

今は長時間労働であっても、それを改善すべく何らかの努力をしている会社なら、まだ未来があります。
でもそのような努力を全くしていない場合、「長時間労働は危険」という認識が無いってことになりますよね。むしろ、長時間労働を良しと思っている可能性すらあります。
時短するために生産性を上げる工夫をしたりなど、改善のための努力をしていないなら、今後も長時間労働は永遠に続くでしょう。
そんな会社なら、こちらから見限ってしまっても良いと思います。

「仕事の効率を上げて早く帰らせよう」という意志が全く感じられない職場だったので、これからも変わらないんだろうな~と思ってましたね。
全ての人が長時間労働をしている

全員が長時間労働じゃない会社なら、長時間労働をしている人が単に要領が悪いってだけの場合もありますよね。
もしあなただけが長時間労働をしているなら、あなたの仕事の進め方に問題がある可能性もあります。(あなた一人に大量の仕事を押しつけられているなら別ですが)
でもあなただけでなく、同僚や管理職の上司まで全ての人が長時間労働をしているなら、会社に問題があります。
長時間労働をしなければまわらない職場だってことなので、そんな会社なら転職を検討しても良いでしょう。

「いくら頑張っても長時間労働のままなのか」と、未来が不安になってしまう職場でしたね。
体調不良が出始めている

会社がどんな状況であれ、あなたの心身に影響が出ている状態なら、すぐにでも会社を辞めた方が良いでしょう。
その会社を辞めても、別の会社に行けばまた働けますよね。
でも心や体が完全に壊れてしまったら、他の会社で働くことも難しくなってしまいます。
そんな状態になる前に、一刻も早く今の現状から逃げて、心身の健康を復活させてください。
あなたの健康が何よりも大事です。健康さえあれば、どこでだって働けるんですから。
一度本格的に壊れてしまうと復活には時間がかかるので、「まだ大丈夫」なんて軽視しないでください。
今すでに体調不良が出始めているなら、転職を検討した方が良いでしょう。

「このままじゃうつになってしまうかも」と怯えるようになりました。その頃から転職を意識し始めましたね。

これは明らかにおかしいと気づき、転職することを考え出したんです。早く逃げないとヤバいかなと。。

でも今は、長時間労働じゃない会社に転職することができたんです!あの時、一歩踏み出して本当に良かったですよ。次が見つかるんだろうか、と不安いっぱいでしたけど・・・意外と何とかなるもんなんですね!

転職エージェントにも頼りましたが、面倒な手続きを全部やってもらえて時短できたのが良かったですね。今はホワイトな会社に転職できたので、残業がほとんどない毎日を送っていますよ。僕もあの時、転職を決意して良かったです!

【まとめ】長時間労働や激務で会社を辞めたい人の対策は転職しかない


長時間労働や激務は、会社自体がそれを良しとしているなら対策のしようがありません。
会社を変えるしか、長時間労働や激務から逃れる方法はないんですよ。
あなたが本気で今の状況から脱したいと思うなら、転職するしかないです。
世の中には、長時間労働をさせないホワイトな企業もたくさんありますよ。
そんな優良企業に転職さえすれば、激務じゃなくても高給をもらえるようになるんです。
違う会社に転職して、ゆとりのある仕事ライフを送る権利は、あなたにだってあるんですよ。
激務で在職中に転職活動が無理なら、先に退職してから転職活動しても大丈夫です。
ただ、何も準備せずいきなり退職してしまうのは不安も大きいですよね。
先に転職サイトや転職エージェントに登録してみて、転職市場を事前にチェックしてみるのも良いと思います。
自分が入れそうな企業がたくさんあることがわかれば、「会社を辞めてもいいかな」と一歩踏み出せますしね。
長時間労働や激務の仕事のために、あなたの貴重な人生の時間を浪費しないでください。
あなたの転職が成功し、多忙過ぎる毎日から抜け出せることを祈っています。