毎日行かなくてはいけない職場で「嫌われてる」って感じたら、辛いですよね。
- 職場でなぜか嫌われている
- 会社の人間関係がうまくいかない
- どうして嫌われちゃったんだろう……
こんな風に職場で嫌われていることで悩む人は、意外と多いです。
何も身に覚えがないのに嫌われてしまうのは、とても辛いことですよね。
本来、職場という環境の中で好き嫌いを出すのはルール違反。仕事をするべき場として、感情を出してしまうのはNGなんです。
それでも、職場で「嫌い」という感情をぶつけてくる人は多いですよね。
嫌われてしまった方は、逃げ場のない職場でずっと「嫌い」という感情を受け続けなければならず、辛い日々を過ごすことになります。
でも、そんなの嫌すぎますよね。。
「嫌われて過ごすなんて嫌!なんとかしたい!」と感じるのが普通です。
ここでは、そんな職場で嫌われてしまう人の特徴や、嫌われてしまった際の対処法をご紹介しますね。
もし職場で嫌われていたとしても、あまり気にせず堂々と仕事ができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
[リードランキング]目次
どんな態度が職場で嫌われるの?その特徴とは

職場で嫌われてしまうのには、きっかけがいくつか考えられます。
これから紹介する5つの特徴に自分があてはまっていないか、考えてみてくださいね。
ネガティブな考えや発言をする
ネガティブな考え方や発言をする人は、周囲の人の気持ちを重くしてしまいます。
仕事に対する愚痴が多い場合などは、モチベーションも下がってしまいますよね。
一緒にいて楽しいと思える人や、目標にしたいと思える人は、決してネガティブなことは言いません。
反対に「でも」「だって」など、ネガティブな言い訳がましいことを言ったりすることで、「素直じゃない」「可愛げがない」と思われてしまうことがあるのです。
私の以前の職場には、いつも文句ばかり言っている先輩がいました。
待遇のこと、職場の人間関係のこと、仕事の内容のことなど、口を開けば文句ばかり。
仕事を一緒にすることが多い先輩だったので、その文句の多さやネガティブな発言には、正直嫌気がさしてしまったものです。
当然、周囲からも「あの人は文句ばかりで一緒にいても楽しくない」というレッテルを貼られてしまっていました。
常に前向きでいることはとても難しいですが、あまりにもネガティブな部分を出してしまうと、周囲からは嫌われてしまう原因になるのです。
仕事のミスが多く努力をしない
職場は当然仕事をするところです。
与えられているルーティーンワークだけをこなせば良いということはありません。
少しでも仕事を覚え、組織にとって必要な存在にならなくてはいけないのです。
仕事には誰でも得意・不得意がありますが、できないことをできるようにする努力は必須ですよね。
その努力をしない人や、与えられている仕事にミスが多い人は、信用を失います。
私の以前の後輩に、このタイプがいました。とにかく仕事のミスが多いのです。
こちらが注意をしても、短期間でまた同じミスをしたり、仕事を教えているのにメモを取らなかったり。
思わず「やる気あるの?」と言いたくなるような態度をしていました。
そんな状態だったので、誰からも可愛がってもらえず、嫌われてしまう原因を自分から作ってしまっていたのです。
仕事に真摯に向き合い、一生懸命やっている人は、雰囲気でわかります。
反対に適当な気持ちで仕事をしている人は、周囲からの信用を失い、徐々に嫌われていってしまうんですよね。
感情的になる
職場で感情を露骨に出す人は、「精神的に幼い」「子どもっぽい」という印象を周囲に与えます。
泣く、わめく、他人を攻撃するなど、こういう人がいるだけで、周囲の人は大きなストレスを受けますよね。
感情的で不安定な人は一緒にいると疲れてしまうので、孤立する傾向があります。
上司が感情的な場合は、近年ではパワハラとして問題になることもありますが、同じ部署の先輩・後輩などの場合は、単純に嫌われてしまいますよね。
仕事なのですから、自分の感情を露わにして、周囲を疲弊させることは良くありません。
職場で感情的になるのは、極力控えなくてはいけないんです。
相手によって態度を変える
上司や異性など、相手によって態度を変える人も、周囲からは嫌われてしまいます。
私の先輩で、同性の同僚や部下にはいつも仏頂面をしているのに、上司や男性にはニコニコ笑顔で接している人がいました。
その態度があまりにもあからさまだったので、「媚を売っている」と周囲からは敬遠されていましたね。
仕事はできる人だったのですが、その態度が原因で誰も周囲がついていかず、役職に就くこともなかったのです。
相手によって態度を変えるというのは、本当に不信感を与えますよね。
最低限の礼儀が守れていれば、必要以上に媚を売る必要はないのです。
時間を守らない
社会人として、時間を守るということは最低限のルール。
遅刻や納期を守らないなど、時間にルーズな人には安心して仕事を任せることはできません。
取引先に大きな迷惑をかけたり、社内的に問題になるようなことがあれば、当然上司からは叱責を受けますし、それが続けば社会人としての資質を問われることになります。
私が以前勤務していた会社に、嫌われている新入社員がいました。
その子は資格を多く持ち、語学も堪能で有望視されていた新人でしたが、時間を守らないという欠点があったのです。
- いついつまでに…という提出期限を守らない
- 平気で待ち合わせの時間に遅刻をする
こんなことを続けていくうちに、彼女に期待する人は誰もいなくなりました。
時間のことで怒られているうちはまだ良いかもしれませんが、誰にも言われなくなったり、明らかに仕事の量を減らされたりすれば、それは完全に信用を失い、嫌われているということに他なりません。
社会人の最低限のモラルとして、時間を守るということは、非常に大切なことなのです。
職場で嫌われてると感じたら?わかりやすい5つのサイン

もしかして職場で嫌われているかも?と感じたとき…これから紹介する5つのサインが出ていないか、一度確認してみてください。
話が続かない
人は嫌いだと感じている人とは、接触を持ちたいとは思いません。
できる限り近づきたくない、関係を持ちたくないと思いますよね。
会話をしていて、返事が素っ気なかったり、話を切り上げられてしまい話が続かない…そんな時は嫌われているサインと思って間違いありません。
私が以前勤務していた職場で、とても嫌われている人がいました。
周囲はみんな大人だったので、あからさまな態度をする人はいませんでしたが、彼女がいる場では、みんなほとんど話をしませんでした。
理由は、彼女がなんでも話の主導権を握ってしまい、最終的には自慢話で終わっていたからです。
そんな状況になるのは嫌なので、みんな話を続けなくなっていました。
自分が加わったことで場の雰囲気が変わったり、話している内容が他愛もないことばかりだったり、話し方が素っ気なかったり…そんな傾向がみられたら要注意です。
誘われない
ランチや飲み会など、仕事以外の時間の集まりに呼ばれない…そんな時は、何かしらの理由で嫌われてしまっている可能性があります。
仕事以外で仕事の仲間と一緒に何かをするときには、気の合った仲間と過ごしたいと思うもの。
あえて気を遣わなくてはいけない人や、あまり好きではない人と一緒にはいたくないと思うものですよね。
自分だけ声がかからないというのは、嫌われているサインです。
笑顔がない
話をする時に相手に笑顔がないのも、嫌われているサインの1つですね。
通常職場で、嫌いではない人に話しかけられた時は、笑顔で接することが多いもの。
よほど忙しいときなどは例外かもしれませんが、それでも話しかけたときに全く笑顔が見られないというのは嫌われているサインです。
悪口を言ったりするのとは別に、「話しかけないでほしい」「話すだけで気分が悪い」という意志表示をされていると考えられますね。
表情が固まる
話しかけたときの表情がぎこちなかったり、明らかに作り笑いをしていると感じたら、その人からは嫌われている可能性があります。
表情が固まるのは、相手が身構えている証拠。
本心を探られないように、バリアを張っている状態だからです。
嫌いだけど、嫌いということを悟られないようにしている時に見られる兆候の1つ…と思って間違いないでしょう。
他の人と態度が違う
他の人には楽しそうに話しているのに、自分と話す時は事務的な対応しかしてこないのは、明らかに嫌われているサインですね。
この場合は、相手が明確な理由を持って嫌いという感情を抱いていることが多く、相手に嫌いという感情をわからせたいと考えています。
自分の感情を出すことで、相手に何かを気付かせたい・改善してほしいというメッセージが込められているので、非常にあからさまに態度を変えるのです。
私には以前、とても嫌いな後輩がいました。
仕事がいい加減で、身だしなみもだらしなく、「なんとなく嫌だから休みます」と言うような、とんでもない後輩でした。
今となっては大人気なかったと反省していますが、当時は他の一生懸命な後輩とは態度を変えてしまっていました。
嫌い…とまではいかなくても、良い感情を持っていない場合は、態度を変えてしまうということはありえるのです。
職場で嫌われてると感じた時の5つの対処法

身に覚えがなかったとしても、嫌われているというのはすぐにわかるものですよね。
居心地の悪さや、雰囲気の険悪さにいたたまれない気持ちになることもあります。
そんな時に、今からでもすぐにできる対処法を5つご紹介しますね。
自分の態度を振り返る
嫌われる原因が、もしかしたら自分にあるのかもしれないと振り返る機会を持ちましょう。
自分では何気なくしていたことでも、相手にとっては非常に腹の立つことという可能性もあります。
- 仕事への取り組み方
- 態度
- 話している内容
- 身だしなみ
など、自分で思い当たることがないか、ゆっくり考えてみてください。何か気付くことができるかもしれませんよ。
また自分のことをよく知る、第三者に相談してみるのも効果的です。
直すべきところがあれば、まずは直す努力をしましょう。
距離を置く
可能であれば、嫌われていると感じさせる人との距離を置いてください。
仕事なので最低限のお付き合いは必要です。でも、必要以上に一緒にいる必要はありませんよね。
一度嫌いだと思われてしまったら、関係を修復するのは時間がかかります。
一旦距離を置いて、お互いの気持ちをクールダウンさせましょう。
完璧な仕事をする
仕事上でミスをしたり、期限を守れなかったりするというのは、嫌われてしまう一番の原因です。周囲の人に迷惑をかけることに他なりませんしね。
そのため、仕事に関しては完璧に遂行できるような努力をしましょう。
できないことをできるようにする、ミスをしないということを心がけるだけでも、周囲の見方は大きく変わります。
一度は嫌われてしまっても、一生懸命努力をすることで、少しずつ信頼を回復できる可能性がありますよ。
割り切る・気にしない
職場の人間関係が人生のすべてではありません。
仕事は生きるためのお金を稼ぐ場所…そう割り切ってしまうのも1つの方法です。
「言いたい人は、何をしても言いたい」ということもあります。
自分に落ち度がないのになぜか嫌われているというケースは、相手に問題があることが多いんですよね。
そんなときはいっそのこと、仕事は仕事と割り切り、気にしないようにするのも効果的です。
動揺せずに仕事をする姿勢は、誰からも非難されることではないですよね。
毅然とした態度が、事態を好転させることもあります。
自分には思い当たるフシがないなら堂々と過ごし、嫌われてることを気にしないように振る舞うのも良いですよ。
転職・退職を考える
嫌われていることが辛い、仕事に支障が出ている、身体的な症状を自覚している…そんな状況であれば、転職や退職も視野に入れましょう。
世の中に、身体を壊してまで打ち込まなければいけない仕事などありませんよ。
職場の人間関係自体に問題がある場合は、その場から去ることも必要です。
どんな対処法を試しても状況が改善されない場合には、異動願いを出したり、他の仕事を探してみてください。
嫌われてると感じて悩みながら仕事をするよりも、あなたを好いてくれる人と一緒に仕事した方が気分がいいですよね。
あなたに合った職場は、他に必ずあります。人間関係が良い職場はたくさんあるので、悩んで苦しむぐらいなら違う職場に行ってしまいましょう。
【まとめ】職場で嫌われて辛い時は転職も考えよう

「嫌い」という感情は、コントロールが難しい感情の1つです。
特別な理由がなくても「何となく好きになれない」という理由で、嫌われてしまうこともあるからです。
自分の身に覚えがなく、いつまでも辛い状況が続くようであれば、転職を考えてみましょう。
そもそも好き・嫌いという感情を、職場であからさまに出す側にも問題があるからです。
仕事で最大限のパフォーマンスを発揮するには、良好な人間関係は必要なもの。
自分にできる限りのことを試してみてもダメな場合は、その場から去るという選択肢もあるのだということを覚えておいてください。
「辞めてはいけない、逃げてはいけない」と思う必要はありません。
逃げるが勝ち、その場から去ることで自分を守る方法もあるのだということは、忘れないようにしましょう。
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