「仕事についていけない…。」
こんな風に感じる時、辛くてしょうがないですよね。まるで自分がダメな人間かのように感じてしまいます。
仕事ってほとんど毎日やらなくちゃいけないものなのに、それについていけないなら、仕事自体が苦痛でしょうがなくなってしまいますよね。
仕事についていけないなら、早く転職して仕事を変えた方が良い場合もあります。
ここでは、仕事についていけなくなる理由とその対処法、転職や退職した方が良いケースについてまで解説していきますね。
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目次
仕事についていけなくて会社を辞めたくなる4つの理由

仕事についていけなくて会社を辞めたくなる理由には、以下のようなものがあります。
- 仕事のレベルが高すぎる・難しすぎる
- 周りの仕事のスピードが速い
- 仕事が覚えられない
- きちんと教育してくれない
ひとつひとつ、詳しく見ていきましょう!
仕事のレベルが高すぎる・難しすぎるというケース
仕事のレベルが高すぎて、難しすぎてついていけないというケースがあります。
周りの人間は優秀過ぎて、みんな仕事をそつなくこなせているけれど、自分だけはついていけないという状態ですね。
自分にとってレベルが高い仕事・難しい仕事に就いてしまった場合、非常に辛くなってしまいます。
このような状態なら、何か対策をしない限り仕事が辛い状況が続いてしまうでしょう。
周りの仕事のスピードが速いというケース
周りの仕事のスピードが速すぎて、それに自分がついていけないというケースもあります。
周囲の人が素早く手際良く仕事をこなしていくと、それについていけない自分がダメに感じてどんどん落ち込んでしまいますよね。
これも何か手を打たない限り、どんどんと仕事が辛くなってしまうでしょう。
仕事が覚えられないというケース
仕事がなかなか覚えられなくて辛いというケースもあります。
がんばってメモをとったり、ノートにまとめたりしても仕事が覚えられない、なんて人もいるんですよね。
仕事が覚えられない人も、自分がダメに感じてどんどん苦しくなってしまいやすいです。
早いうちに解決しておかないと、どんどん仕事を辞めたくなってしまうでしょう。
きちんと教育してくれないケース
本人に能力があってがんばっていても、ちゃんと教育をしてくれていないケースも多々あります。
「入社して放置」は、実はよくあることなんですよね。
- 入社したばかりなのに何も教えてくれない
- なのに一人前の仕事ぶりを要求される
こんな状態は、とても辛いですよね。
それなのに、「まだ仕事覚えてないの?こんなことくらい考えれば普通できるでしょ?」なんて言ってくるような会社もあります。
教育してくれない、何も教えてくれない会社は本当に良くないですね。
「何も教えてくれないのに怒られるだけ」という状態が続くなら、その会社自体をこちらから見限った方が良いかもしれません。おそらくダメ会社です。
会社の仕事についていけない時の対処法

仕事についていけない場合、一体どのようにすればいいのでしょうか?
次は、仕事についていけない場合の対処法についてご紹介します。
わからないことはとにかく質問する・メモを取りながら聞く
仕事についていけない時、わからないことがあったらまず人に質問しましょう。
”わからないことは、とにかく質問する”のです。
遠慮して聞けない人・恥ずかしくて聞けない人・プライドが邪魔して聞けない人がいますよね。
でも本当に仕事についていけてない状態なら、そんなプライドや遠慮は放り投げて、まずは質問してください。
周りには「何度も聞いてくる人」と思われるかもしれませんし、怒られることがあるかもしれません。でも、聞かなければいつまでも仕事ができないままです。
先輩は、教えるのが仕事なんですよ。
私もわからないことがあったら毎回質問していましたが、優秀な先輩は嫌な顔ひとつせず毎回親切に教えてくれました。
そのおかげで、私も仕事が少しずつできるようになりました。ちゃんと教えてくれる人がいなければ、仕事はできるようにならなかったでしょうね。
わからないことがあったら、まずは質問するんですよ。遠慮しなくていいんです。
毎回聞くのが悪いと思うなら、メモにでも書いておきましょう。そして、家でその内容を仕事専用ノートにまとめておくんです。
仕事内容ごとに分けてまとめ直し、付箋やシールを貼ってすぐに探せるようにしておくのも良いですね。
「メモした内容をエクセルやワードにまとめておく」というのでももちろん良いですが、ノートにペンで書いてまとめ直した方が頭に入りやすいかなと思います。
- わからないことがあったらまずは質問する
- 聞いた内容をメモする
- 最後にノートにまとめ直す(就業中に時間がなかったら家でまとめる)
このように工夫することで、少しずつ仕事ができるようになっていきますよ。
勉強しまくる
仕事が難しい・仕事のレベルが高すぎることがついていけない原因なら、「とにかく勉強しまくる」というのも一つの方法です。
自分の知識が足りないことが、仕事についていけない原因の場合もあるからですね。
ただ、自分とは頭の作りが違う優秀な人間って確かにいます。
そんなエリート集団しかいないような会社に入ってしまった場合、勉強を頑張ったからといっても悩みが解消できない可能性がありますね。
でも何も勉強もせずに愚痴だけをいうのは良くないので、とりあえず勉強しまくる時期を設けてみましょう。
どんなに勉強しても難しいと感じる仕事なら、その仕事自体があなたに合っていない可能性が高いです。
会社に選ばれたんだと自信を持ってがむしゃらに頑張る
もしあなたが仕事を始めたばかりなら、「まだ慣れていない」だけかもしれません。
最初はみんな、とにかく仕事ができないものですよ。
そんな場合は、とにかく仕事をたくさんこなしていくしかないですね。
時間が解決する場合もあるので、それまでがむしゃらに頑張るしかないです。
あなたは会社に選ばれて採用された、優れた優秀な人なんですよ。
そのことを誇りに思って、自信を持ってください。
今はできていないことが、半年後・一年後にはすんなりとできている可能性だって十分にあります。
何も考えずに、ただ仕事をがむしゃらに頑張るというのも一つの方法ですよ。
異動願いを出す
仕事についていけないなら、異動願いを出して別の部署に行くという方法もあります。
「今の仕事が難しくてついていけない」という場合でも、別の部署ならあなたの良さが生かせる場合もあるからです。
自分に合った部署が他にあれば、それを活かせるところに異動願いを出すのも有効ですね。
ただ、異動後の仕事にもついていけないと大変なので、異動先は慎重に検討しましょう。
転職・退職する
あまりにも仕事についていけなくて辛いなら、転職・退職するのも一つの選択肢ですね。
あなたがついていける仕事は、この世には他に山ほどあるからです。
どんなにがんばっても仕事についていけないなら、転職するのが一番良い解決方法ですね。
勢いで退職してしまうのも有りですが、その後の生活が大変になってしまうため、あまりおすすめできません。
もし心に余裕があれば、在職中に次の転職先を見つけて、退職後すぐに入社できるように調整しておきましょう。
でも心身がギリギリの状態なら、先に退職してから転職先を見つけても大丈夫です。無理だけはしないでくださいね。
もう辞めたい!ケース別の仕事についていけない場合の対処法

次は、ケース別の”仕事についていけない場合の対処法”をご紹介します。
新卒・20代で仕事についていけない場合
新卒・20代で仕事についていけないと感じる人、意外と多いんですよね。
その中でも、新卒入社後すぐに「仕事辞めたい…」と感じるほど、仕事についていけない人もいます。
「入社して数年後なら転職も考えるけど、まだ入社したばかりなのに…」って悩む人も多いんですよね。
確かに、新卒ですぐに辞めるのはもったいないです。
新卒入社後なら仕事についていけないのは当然ですし、仕事が出来ないのも当たり前。
慣れれば次第に仕事が楽にできるようになる場合も多いので、まずはいったん辛抱してみてください。
ただしあまりにも心身が追いつめられている状態なら、会社を辞めた方が良いでしょう。
仕事のレベルが高すぎてついていけなかったり、自分に全然合わない仕事でミスばかり連発してしまったりすると、仕事自体が辛くなってしまいますよね。
辛い状況下に置かれて、肉体的・精神的におかしくなってしまいそうな状態なら、新卒でも20代でも会社を辞めて、自分に合う会社に転職した方が良いです。
むしろ、早いうちに転職できてラッキーという見方もできますよね。若い今のうちに、自分に合った仕事を見つけた方が良かったりもします。
30代で仕事についていけない場合
30代で仕事についていけないため、悩んでいる人もいますよね。
30代の場合、
- 新人でもないのに仕事についていけないなんて恥ずかしい
- でも、今から転職するなんてもう他に見つからないんじゃないか
と思ってしまい、仕事についていけなくてもそのまま頑張ってしまう人が多いです。
もちろん、まずはできる限りがんばって、仕事についていけるように努力はしてみるべきでしょう。
30代でも仕事に関して勉強しまくるのはもちろん、仕事を効率的に行える本を読んでみたりなど、いろいろと工夫してみてください。
でも30代でもどうしても仕事についていけなくて、あまりにも辛い状況なら、転職するのも有りだと思います。
30代ならまだ転職もしやすいですし、心身を壊してしまう方が良くないので、辛いなら転職を検討してみましょう。
40代で仕事についていけない場合
40代で仕事についていけない、と感じる人もいます。
20代・30代と違ってさらに転職しづらい状況なので、今の会社に居続けた方が良いだろうと我慢してしまう人が多いんですよね。
40代でも仕事についていけない人の場合、40前後で転職した会社の仕事についていけない人が多いです。
20代の頃から在籍している会社で仕事についていけない場合なら、20~30代で途中転職してしまうケースの方が多いからですね。
もちろん、20年近く在籍している会社でも仕事についていけない、と悩む40代の人もいるでしょう。
今から新しい会社に転職するというのももちろん有りですが、開き直ってそのまま仕事し続けるというのも一つの選択肢です。
仕事ができなくても開き直っている人の方が、定年退職まで在籍していたりしますよね。
繊細で真面目な人ほど、途中で会社を辞めやすい傾向にあると思います。
「もういい!仕事ができなくてもしょうがない!」と開き直ってしまうのも、実は良かったりしますよ。
ただ、そんな風に開き直ることができない人もいますよね。
仕事についていけないことであまりにも追いつめられているなら、40代でも転職を検討してみましょう。
心身を損ねてしまったら、仕事どころではありませんからね。
40代なら30代よりさらに、
- 今さら仕事についていけないなんて恥ずかしい
- でも、今から転職するなんてもう遅いんじゃないか…
と思いやすいです。でも、転職先が見つからないと決まったわけではありませんよね。
40代でも転職に成功している人はたくさんいるので、とりあえず転職サイトや転職エージェントに登録して、求人を見てみるだけでも良いと思います。
公務員で仕事についていけない場合
公務員で仕事についていけないため、悩んでしまう人もいます。
世間からは、「公務員っていいよね」と思われることが多いですよね。
公務員の場合、「仕事を辞めたい」なんていうと、「もったいない!」という言葉が返ってくることがほとんどです。
ブラック企業に勤めているとかだと「辞めた方がいいよ」って同情されるのに、公務員なら「もったいないから辞めるな」って言われちゃうんですよね。。
公務員だけど辛いという状況に置かれている人は、
- 辞めるのも躊躇してしまう…
- 仕事を続けるのも苦痛…
こんな状態が続いて、苦しんでしまうんですよ。
公務員は楽な仕事に思われがちですが、実際はかなり大変です。
残業は多いし、客からは税金泥棒なんて言われる毎日。
公務員の仕事を楽しめる人も中にはいますが、合わなくて心を病む人もいます。
「公務員になったからもったいないので、定年まで勤める」というのももちろん良いでしょう。
でもあまりにも辛いのに、「公務員だから辞めてはいけない」という概念に縛られて、苦しみながら続けるのは本当に自分にとって良いことなのでしょうか?
確かにすぐ”辞める”という結論を出してはいけないと思いますが、周りにも相談しながら、自分の心に何度も聞いてみてください。
- 本当にこのまま会社に居続けた方がいいのか
- 公務員以外には、他に道はないのだろうか
などなど。あらゆる選択肢を考え、そして自分が本当は何を一番したいのか?を考えてみてくださいね。
しっかりと考えた結果、「公務員を続けた方が良い」という結論が出たら、納得してこれからも頑張れると思います。
ただ、あまりにも追いつめられている状況なら、公務員でも辞めた方が良いですね。
「やめるのはもったいない」という言葉に縛られて、心身を壊してしまう方が良くないですよ。
むしろその言葉のせいで辞められず、うつ病になって休職してしまう人もいます。
幸せになるために公務員を選んだはずなのに、公務員の仕事を続けるせいでうつ病になってしまう…何か本末転倒な気がしますよね。
自分の人生において、何が一番大事なのかを考えてみてください。
- 公務員を辞めて健康に生き生きと暮らす
- うつ病になっても公務員を続けながら欝々と生きる
どちらの方が良いですか?って話です。
あまりにも追いつめられているなら、転職を検討してみるのも一つの選択肢ですよ。
エンジニアで仕事についていけない場合
ITエンジニアやシステムエンジニアなどの仕事で、ついていけないと感じて悩む人も多いです。
エンジニアの仕事は難しく、ついていけないと感じる人は意外と多いんですよね。
また、「慣れればできるようになるよ」と言えるほど簡単な仕事でもないんですよ、エンジニアって。
むしろ何年やっていてもどんどん仕事が難しくなっていき、限界を感じて仕事を辞めてしまう人すらいます。
スキル不足のために悩むことも多いし、「がんばればなんとかなる」という仕事でもないんですよね。
エンジニアの仕事は、地頭の良さやそれなりの素質が求められます。
もし「エンジニアは自分に向いていない」と感じたら、できるだけ早いうちに判断して、別の職種に転職した方が良いでしょう。
あまりにも仕事がわからない・ついていけない状況で続けるのは辛い

仕事がわからない・ついていけない状況は、とても辛いものです。
「もっとがんばればいいじゃないか」という声も聞こえてきそうですが、もうすでにがんばっている人がほとんどなんですよね。
精一杯がんばっても仕事についていけないほど、辛いことはありません。
- 自分はそんなにダメなのか
- 自分は無能なんじゃないか
なんて思ってしまい、自信が低下して日々苦しくなっていくからです。
仕事についていけないとしても、全く気にしないならいいんですよ。
気にする人は、”仕事についていけない=自己否定=辛くなる・辞めたくなる”という図式になるわけです。
仕事についていけない状態が続くと、上記のように心身ともにやられてしまう可能性があるので、本当に気をつけてください。
うつになりそうなほど仕事についていけない場合はとにかく逃げよう

上述したように、仕事についていけない時、「自分はダメだ」と自己否定をしてしまう人が多いです。
その状態で仕事を続ければさらに仕事についていけず、自己否定のスパイラルに陥ってしまうんですよね。
そういう状態を続けると、人によっては
- 仕事を辞めたい…
- 自分はなんてダメなんだ…
- もう死にたい…
なんて思うようになってしまいます。
仕事にはついていけないし、ミスばかりして、上司からは怒られてばかり。
こんな状態が続けば、誰でも心が病んでしまいますよね。うつ病にもなってしまいます。
そこまでの状態になってしまったら、まずは逃げた方が良いでしょう。
会社から逃げるんですよ。ただし、追いつめられている時は「逃げる」という発想すら出てこなかったりします。
そんな場合は、まず周りの人に助けを求めてください。
もし本当に危ない状態だったら、周りの人が会社を辞めるように勧めてくるはずです。
【まとめ】仕事についていけないなら転職・退職も考えよう

仕事についていけず、心身が酷く追いつめれている状態なら、転職・退職をした方が良いです。
もちろん、「まだがんばれる」という人は無理に転職や退職をしなくていいのですが、自分では気づかないうちに追いつめられている場合もあるので、気をつけてください。
日本人はとにかく真面目にがんばってしまいがちなので、すさまじい心身の疲労に自分では気づかない場合も多いです。
気がついたら相当ダメージをくらっていた…なんてこともあるので、自分の心身の状態には常に気を配っておいてくださいね。
転職する場合、本来なら在籍中に次の転職先を見つけておいた方が良いです。
でも追いつめられている人の場合、そんな悠長なことは言っていられないので、まずは逃げることの方が先決ですね。
先に退職してしまい、いったん一息入れて復活してから、次の転職先を見つけた方が良いでしょう。
あなたが今の仕事についていけなかったとしても、別に能力やスキルが劣っているわけではありません。その仕事が単に合わなかっただけです。
あなたに合った仕事はいくらでもあります。あなたが輝ける仕事は、他にあるんですよ。
「自分はダメなんだ」なんて思わずに、ぜひ新しい別の仕事を探してみてくださいね。