- 「会社のことを考えると涙が流れてしまう」
- 「仕事に行きたくなくて朝泣いてしまう」
- 「仕事中にいつの間にか勝手に涙が流れている」
このように、仕事が辛くて涙が流れてしまう人は、かなり危険な状態です。
それは、「もう限界だよ」と心が悲鳴を上げている証拠。
涙は、あなたの心からのSOSなんですよ。
もしあなたが仕事のせいで涙が流れてしまう状況なら、放置せず絶対に対処すべきです。
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目次
仕事に行きたくないと朝泣いてしまうほどなら大きなストレスを抱えている証拠

自然に涙があふれてしまうというのは、うつになる一歩手前の状態です。
「もう無理だよ!」と心が悲鳴をあげて、危険な状態だと教えてくれているんですよ。
これ以上放置しておくと、心が壊れてしまうと涙が知らせてくれているんですよね。
そもそも、涙を流すことにはストレスを解消する作用があります。
「泣くとスッキリする」ってこと、結構ありますよね。これは、涙を流すことによって、自律神経のバランスが回復するからです。
ただ、その涙が自然に出てコントロールできない状態だったり、止まらなかったりするのは、かなり危険な状態ですね。
心のストレスが大きくなりすぎて処理できず、ストレスをこれ以上溜めないように涙を流して発散させているからです。
いわば、コップから水があふれてしまった状態、という感じですね。
「これ以上は無理だ」という心のSOSを、涙という形で教えてくれているんです。
仕事が辛くて行きたくなくて涙を流した体験談

私も、仕事が辛くて行きたくなくて、涙を流したことがあります。
朝の通勤時に、涙がポロポロとこぼれてしまう……ということが何回かありました。
当時は車通勤だったので、車の中でだから誰にも気づかれなかったと思うんですけどね。
会社に行くのが嫌で嫌で、しょうがなかったんです。
当時は上司に暴言を吐かれていたので、仕事中にもポロポロ涙を流しながら働いていました。(涙だけが出る状態で、泣き声はあげていませんでしたけどね)
パソコンに向かいながら、誰にも気づかれないようにマスクで顔を隠しつつ、流れる涙を隠していましたが…もしかして気づかれていたかもしれません。。
でもその時は、それでも仕事を辞める選択肢はありませんでした。
憧れていた職にやっと就けて、その他に仕事はないと思っていたし、「嫌だけどこれくらい大丈夫。まだ働ける」と思っていたんです、その当時は。
でも、そんな生活を数カ月続けた結果、私は会社内で倒れてしまいました。
倒れてやっと、「相当追いつめられていたんだな」と気づくことができたんです。
今思うと、本当に可哀想なことを自分にさせていたな、って思いますよ。
泣きながら出勤し、泣きながら仕事し、なんて客観的に見たら相当ですよね(笑)
そういえば、日曜日の夜も寝ながら涙を流したこともありました。月曜日が憂鬱でしょうがなかったので。「行きたくない」という気持ちが、涙になっていたのだと思います。
当時は不眠にもならずうつではなかったのですが、今思うとうつ一歩手前だったと思いますね。
そんな状態からうつになる前に脱出できたのは、仕事を辞めたおかげです。
仕事を辞めたので、病気にならずに助かったんですよ。
とはいえ私も、最初からすんなり辞めようという気になったわけじゃありませんよ。
むしろ、友達に「そんな会社辞めなよ」「自分だったら辞めるな」って何度も言われても、スルーしていました。
「辞めるなんてできるわけない。せっかく行きたい会社に入ったのに。何言ってんだ。」くらいに思って、会社を辞めるなんて頭に一ミリもありませんでしたね。
上司がいつか異動していなくなることを夢見て(笑)、耐え続けていました。
でも上層部に聞いたら、彼はしばらく異動の予定はないとのこと…。じゃあ私は、当分ずっとこの上司の元で耐えなければいけないのか?と思い、絶望しましたね。。
それ以降さらに心が弱っていき、涙の回数も増え、食欲が激減していったんです。
食事があまり食べられなくなり、涙は何度も自然に流れていきました。
ここまでになって私はやっと、
「今結構危険な状態で、もしかしてこのままだと病気になっちゃうかもしれない。」
こう思い、会社を辞める決意をすることができたんです。

結果的に私は、転職して成功でした。
あの時は「他に行ける会社なんてない。自分にはここしかないんだ」って思ったのが嘘のようです。
今ではあの頃より高い年収と、穏やかな職場環境でのびのびと仕事できているんですよ。
その当時はその会社が最高年収だと思っていたので、まさかあの頃より高い給料をもらえるようになるとは思っていなかったんです。。
あの時、自分がいかに狭い視野で物事を判断していたか、今になってやっとわかりました。
「他に行ける場所はない、次はない」は、幻想だったんです。
あの時の自分に今声をかけてあげるとすれば、こんな感じですね。
「私はもう十分がんばった。もう大丈夫。他の会社に行っても、幸せに生きていける。だから、会社を辞めていいんだよ」
泣くほど辛い会社なんて働き続ける必要はない

泣くほど辛い会社から逃れるには、もう会社を辞めるしかないです。
普通の会社では、「涙をポロポロ流す」なんてことありませんよ。
ちょっとくらい「嫌だな~」って思うことや、「会社行きたくないな~」なんて思うことは、どこの会社でもあります。
でも、勝手に涙が流れるなんてことは、なかなかないですよね。
そんな会社は、あなたに相当大きなストレスをかけている証拠。
上司の暴言だったり、長時間労働だったり、夜遅くまでの残業だったり……。
ストレスは人によって様々ですが、それが涙の原因になっているなら、早く対処しないと命の危険にまで及びます。
今はまだ大丈夫でも、涙が流れる状態が続けば、そのうち必ず心身が壊れていくからです。
うつになったり過労で倒れたりと、心や体に影響が出始めてしまうんですよ。
そんな状態になったら、他で働くことすらできなくなってしまいますよね。
涙が出ている状態なら、まだ間に合います。まだうつの手前だからです。
働ける力が残っている今、会社を辞めて転職してしまった方が絶対に良いですよ。
もし症状が悪化してしまったら、寝込んだり、外に出られなくなってしまいます。
そんなことになったら、取り返しがつかなくなってしまいますよね。
泣くほど辛い会社なんて、働き続ける必要はないんです。涙が流れてしまうほどなら、そんな会社は辞めていいんですよ。
【まとめ】仕事が辛くて涙が止まらないほどなら退職・転職しよう

涙を流しても働き続けるなんて、あなたは本当に真面目で頑張り屋さんです。
「がんばらなきゃ」と思い続けて、辛くても我慢して働き続けたのではないでしょうか。
あなたはもう十分がんばりました。本当に、もう十分なんです。
仕事が辛くて涙が流れてしまうほどの会社なら、退職・転職した方が良いですよ。
その会社に居続けても、あなたにはストレスしか与え続けられないからです。
そんな会社のために、あなたの大事な心と体を壊され続けても良いのでしょうか。
しかも、いざとなったら会社はあなたを助けてくれませんよ。捨てます。
そんなものなんです、会社って。そんな自分を守ってもくれない会社に、自分の大事な人生を捧げるなんて、全くの不毛なんですよ。
あなたの人生を救える人は、あなたしかいません。
もし本気で今の苦しみから脱出したいなら、自分で会社を辞めることを決意しなければいけないんです。
とはいえ私も当時は自力でどうしたらいいかわからず、結論を自分で出せませんでした。
周りに相談したところ、会社を転職した方が良いと勧められて、やっと踏み出せたんです。
だから、私もあなたに言います。
「涙が勝手に流れてしまうような職場なら、辞めなさい。」と。
あなたにはそんな会社、ふさわしくないですよ。
あなたはもっと幸せな会社生活を送っていいんです。その権利が、あなたにはあるんですよ。
私はといえば、今は新しい職場に転職して、毎日心穏やかに仕事をすることができています。
もちろん、涙を流すこともありません。今はストレスがあんまりないので、がんばって泣こうとしても泣けないくらいです(笑)
私はあの時、勇気を出して会社を辞めて、転職して本当に良かったと思っています。
あのまま続けていたら、本当に病気になっていたかもしれないですから。
あなたもこれ以上、自分自身を苦しめないであげてください。
あなたに合った会社は、他に絶対あります。必ずあります。
あなたには他に居場所があることを、決して忘れないでください。
辞めたいけど生活もあるし、金銭的に辞められないと悩んでいるなら、転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
誰かに相談してみることで、次にどうしたらいいかが見えてくることもあります。
転職エージェントの登録や利用・相談は全て無料なので、金銭的な負担はありません。
今の辛い状況を話して、相談に乗ってもらうだけでも心が軽くなるので、ぜひ活用してみてください。
個人的におすすめな転職エージェントは、dodaですね。
他の転職エージェントは営業職がちょっと強いので、すぐに転職を勧めてくる可能性がありますが、dodaはそういうことが少ない傾向にあります。
dodaは親身になって相談に乗ってくれる担当が多く、私の周りでも「dodaは親切だった」と言っている人が多いので、心が弱っている人にはdodaがいいかなと思います。
どんな形であれ、次の一歩を踏み出せたあなたには、幸せが必ずやってきますよ。
大丈夫。次の会社ではあなたの幸せな人生が待っています。