- 今回も書類選考が通らなかった…。
- また企業からお祈りメールが届いた…。
そんな不採用が連続してしまうと、心が折れてしまいますよね。
自分はそんなにダメなんだろうか?社会に必要とされていないのだろうか?
そんな風に自分を責めて、自己否定のネガティブスパイラルに陥ってしまいます。
でも、そんなに簡単に内定をもらえないのが、この「転職活動」というもの。
みんな何社も何社も受けて、やっと内定を勝ち得ているものなんです。
その内定をもらうまでには、みんな何社くらい受けているものなのでしょうか?
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目次
転職成功者の平均応募社数はどれくらい?内定までに応募した数は?

画像引用:転職成功者の「平均応募社数」 |転職ならdoda(デューダ)
上記の表は、doda(デューダ)の調査結果。転職活動を始めて、内定までに応募した求人数の平均です。
その平均応募社数は、なんと13.1社!
転職成功者の多くが、複数の応募に申し込みをして内定を勝ち得ているんですよ。
気に入った1社だけにじっくりと転職活動をするよりも、複数の企業に並行して応募する方が、より効率的に内定を取得できるというわけですね。
doda(デューダ)によると、「書類通過率:24.3%・一次面接通過率:25.2%」であるため、1社以上の内定を得るためには17社の求人応募が必要な計算になるんだとか。
つまり13.1社でも十分とはいえず、もっと多くの求人に応募する必要があるってことなんです。

本文引用:最新データで見る 内定者の転職活動 / 転職ノウハウ – マイナビ転職
今度は、マイナビ転職のデータを見てみましょう。
マイナビ転職だと内定が出るまで平均で10社に応募しており、半数以上が6社以上に応募しています。
つまり基本的に転職活動は、「1社だけに応募する」のはあまり良くないってことなんですね。
転職活動をする前は、2~3社受ければすぐに決まるだろう!なんて思う人もいますが、実際はそんな甘くないです。
1社受けて落ち、また1社受けて落ち…というのを繰り返していると、気持ちも落ちてきますし、転職活動の期間も長引いてしまいます。。
転職活動は、複数の企業に同時応募するのがベストですね。
何社くらいで受かるのが当たり前なの?

本文引用:転職活動で2社落ちるって普通ですか?~Yahoo知恵袋~
転職活動をしていると、何社くらい落ちるのか…というのも気になってきますよね。
最初は希望に満ちあふれているので、「1社目ですぐに決まるだろう!」と思っていたりするのですが、連続して2社以上落ちてしまったり挫折を味わうと、ものすごく気落ちしてしまう人もいます。
でも転職活動って、数十社から数百社受けている人もいるんですよ。むしろ、「落ちるのは当たり前」くらいなんです。
繊細なので何社落ちても1社落ちるたびに俺は社会に必要のないゴミなのか……って悩みました
— 疲労骨折 (@Massaer09) 2017年5月27日
まあ何社も落ち続けると、まるで自分自身が否定されたような感じがして、気持ちがどんどん暗くなっていきますよね。私も経験したことがあるので、わかります。。
でも、それって普通の事なのであまり気落ちしないでほしいんですよ。
あなたが否定されているわけじゃないし、あなたがどこか悪いわけでもありません。
転職活動すれば、何社も落ちるのは当たり前ってことなんです。
Google検索すると面白いことがわかるのですが、「10社」「20社」「30社」と数値を変えて検索していくと、ほとんどのサジェストワードに「落ちた」が入っています。
「落ちた」以外にも、「不採用」「全滅」というワードも出てきますね。
調べてみたら、なんと「100社」までありました…!「100社 落ちた」で検索している人もいるってことなんです。※その後調べたら、300~1000社までありました(汗)

サジェストワードはGoogleでたくさん検索されているから出てくるわけで、つまり「○社 落ちた」と検索している人がたくさんいるってことなんですよね。
転職活動で数十社から数百社落ちている人は、この世にたくさんいるんです。
すぐに内定をもらえないのは、あなただけではありません。
何社くらいで受かるか、というのは人それぞれなので明確な答えはありませんが、1社だけ受けてすぐに決まるのは奇跡のようなものだと思っておきましょう。
最初から「何社も落ちるのが当たり前」と思っていれば、落ちても必要以上に自己否定をすることなく、次を目指すことができます。
内定率を高めるポイント

とはいえ、できるだけ何十社・何百社も受けるのは避けたいところですよね。
できれば数社ですんなり内定をもらいたいものです。
次は、その内定率を高めるポイントをご紹介しますね。
1社ずつではなく複数同時に応募すること
ここがいい!という企業を見つけたら、その1社だけに集中したくなるのはわかります。
でも転職時に1社だけ受ける、というのはちょっとリスキー。
1社目ですぐに内定をもらえればいいのですが、もし落ちたら、また一から転職活動しなおさなければいけません。
そうなると転職活動の期間が長引くし、気持ちも落ち込んでいきます。
なので、何社か同時に複数応募するのが良いのですが、複数といっても50社・100社も応募していけばいいというわけではありません。
50社~100社以上も応募して内定をもらえない、というのは、自分にマッチングしていない企業に応募している可能性があります。
- 自分のレベルよりはるかに高い企業に応募している
- 履歴書や職務経歴書の書き方が間違っている
- 面接での受け答えが間違っている
こんな場合は、100社受けても内定を勝ち取れないケースがありますね。
でも自分に合った求人を選んで、しっかりとした転職準備をしておけば、5~10社くらいの応募で内定を勝ち取れるんですよ。
要は、1社だけ応募するのはダメで5~10社くらい複数同時に応募することが必要、だけど50社~100社も受けるのは逆に非効率、ということです。
自分に合った求人を選ぶことが大事
自分に合っていない求人に応募していても、内定が取れないのは確かです。
自分にマッチングしている求人かどうか、というのを考えてから応募するのが大事ですね。
「ここは条件が良さそうだから、働いてみたい!」と自分が思っても、「この会社が自分を必要とするかどうか(自分にその能力があるかどうか)」というのを念頭に置く必要があるんですよ。
もちろん、必要以上に自分を過小評価する必要もありませんが、過大評価し過ぎるのもNG。
自分に合わない企業にばかり応募して、不採用の連続になってしまうからです。
自分に合っている求人かどうかわからなかったら、エージェントサービスを活用して、合っている求人を紹介してもらうと良いですね。
履歴書・職務経歴書や面接などの事前準備を入念に
転職活動は、事前準備が万端であればあるほど、内定をもらう確率が高まります。
履歴書や職務経歴書をしっかりと書いて、面接の練習なども事前に行っておくのが良いですね。
特に履歴書や職務経歴書ですが、適当に書いている人が多すぎます。
ただ経歴を書けばいいってもんじゃありません、そんなの受からなくて当たり前です。
履歴書や職務経歴書には書き方のコツがあるんですよ、書類選考を通りやすくなる書き方が!
その書き方のコツをしっかりとつかんで、丁寧に何度も推敲して書けば、書類選考を突破しやすくなるんです。

事実、私も履歴書や職務経歴書を何度も推敲して書き直したところ、ほとんどの企業で書類選考が受かった経験があります。
普通の履歴書や職務経歴書ではなく、本当に充実したやる気に満ち溢れた書類ができあがったんですよね。あの時は、本当に面白いように何社も書類選考が通りました。
面接対策も万端で、家で家族を練習台に何度も模擬面接しましたからね(笑)
これまた練習のおかげで、応募人数が多かった企業から内定をもらうことができたんですよ。
要は、履歴書や職務経歴書や面接をしっかりと準備すれば、内定をもらう確率が上がるってこと。
適当に準備してはダメです。これくらいでいいだろう、と思うのもNGです。
「絶対にこの企業に受かってやる!」という勢いで、最高の履歴書や職務経歴書を仕上げ、最高の面接対応ができるように何度も練習する。
こうすることによって、希望する企業からの内定率が飛躍的に高まるんです。
転職サイトのスカウト機能を活用する
準備万端にして、自分にマッチングした企業に応募しよう!と思っても、いざ転職活動を始めると、どの企業が自分に合っているのかわからない場合もあります。
そんな場合は、転職サイトのスカウト機能を活用するのがおすすめですね。
登録しておけば、マッチングしている企業からオファーが来るんですよ。
あなたをほしいと思った企業が直接オファーしてきてくれるため、内定率が高いんですよね。
やみくもに応募するよりは、スカウト機能を使って、自分に合った企業から声をかけてもらう方が効率的です。
スカウト機能のある転職サイトでおすすめなのは、リクナビNEXT。
転職決定数No.1の転職サイトであり、知名度も人気度もNo.1なので、ぜひ登録してみてください。
転職エージェントサービスを活用する
さらにマッチング率を高めるためには、転職エージェントを活用することも大事。
キャリアアドバイザーがあなたにマッチングした企業を見つけてきてくれるので、非常に効率的になります。
多忙になる転職活動も、エージェントサービスを使えば時間短縮につながるのでおすすめですね。
非公開求人や独自求人も紹介してもらうことができるので、応募者数の少ない貴重な求人に出会うこともできます。
また履歴書や職務経歴書を添削してもらうこともできるし、中には模擬面接をしてくれるところもあるんですよ。
自分に合った企業を見つけてくれて、事前準備の協力もしてくれる転職エージェントサービス。キャリアアドバイザーは、孤独な転職活動を支えてサポートしてくれる、強い味方となってくれます。
内定率を高めたいなら、ぜひとも活用してほしいですね!
転職活動中に複数内定が出て迷った場合はどうするべきか?
しかし万が一、複数内定をもらってしまい、迷ってしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?
1社も内定をもらえない人からすれば非常にうらやましい悩みとなりますが、何社も内定をもらってしまった人も悩んでしまうんですよね。
複数内定をもらって迷った場合は、以下のように決定すると良いです。
- 各々の会社のメリット・デメリットを書き出す
- 自分が企業に求めている条件と合致するかどうか1社ずつ検討する
- それでも決まらなかったら、自分の直感を信じる
まずは、それぞれの会社のメリット・デメリットを書き出します。点数化してみるのも良いですね。
次は、自分が企業に求めている条件と合っているかどうか、1社ずつ検討してみましょう。
ここで企業ごとに大きな差が出れば、より自分の希望にピッタリな、自分に有利な企業に決めればOKです。
でも、あまり差がない場合はさらに迷ってしまいますよね。
そんな時は、自分の直感で「この会社に行きたい」と思う方に決定するのも一つの方法です。
直感というものは、侮れません。意外と当たります。
自分の直感で「行きたい」と思う企業を選べば、大きく間違うことはないでしょう。
複数内定が出るなんて嬉しい事態が起こったら、まずは落ち着いて企業を比較検討してみて、最後は自分が「行きたい」と心惹かれる企業に決めるのがベストです。
転職活動で内定を何社ももらうには自信と熱意が大事!

「自分にはスキルがないから、キャリアがないから内定がもらえないんだ」
なんて思う必要はありません。
求人に応募してくるライバルも、実はたいしたことないんですよ。
実績もスキルもキャリアも申し分ない、なんて人はほとんどいないんです。
そういったスーパーマンはほんの一握りだし、大手企業にガッツリ囲われているので、転職市場にはあまり出てきません。
つまり、たいしたことないライバルに勝つには、ほんの少しの差だけあればOKなんです。
書類や面接で、熱意や人柄の良さをアピールして、好印象を与えればいいんですよ。
なので、1社1社に対する準備や対策が大切になってくるんですよね。
50~100社も受けてしまえば、どの会社にどんなことを言えばいいのかわからなくなり、その会社に入社したいという熱意を伝えることもできなくなります。
逆に5~10社くらいに狭めれば対策も練りやすくなるし、書類選考や面接も通りやすくなるんですよね。
内定をもらうのに一番必要なのが、自分への自信と企業への熱意です。
「自分はスキルやキャリアがないし、ダメなんだ…」とネガティブにならないことが大事。根拠のない自信を持つくらいでOKです。
また、「絶対に受かってやる!」と強い意志を持つことは本当に重要です。これだけでも全然違います。
私は、適当に受けた企業はことごとく落ちた経験があります。
でも「絶対に受かる!」と思い込んで死ぬ気で受けた企業は、不思議な力が働いているかのように受かりました。
「絶対に受かる!」と強く信じていると、企業に対する熱意も急上昇するので、面接官にその意気込みが伝わるんだと思います。
何にせよ、数社落ちただけで落ち込む必要はありませんが、数社で内定をもらいたいなら強い意志と戦略が必要になります。
その戦略は一人で練るよりも、転職サイトや転職エージェントを利用した方が断然効率的になるので、ぜひ活用してみてください。