褒められるのって、嬉しいですよね。
人から褒められると自然と笑顔になり、幸せな気持ちでいっぱいになります。
「褒める」って、想像以上にすごい効果があるんですよ!
「人を褒めて、自分も褒める」
これを続けていけば、あなたの人生は激変します。
その効果をこれからご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
脳科学でも証明されている!褒める効果の驚くべきメリット

実は、褒めることのメリットは脳科学でも証明されています。
人は褒められると、脳内で「ドーパミン」と「セロトニン」という物質が出るようになっているんですよ。
ドーパミンは快楽を生み出すホルモンであり、セロトニンは心に安らぎを与えてくれるホルモンです。
- ドーパミン(快楽ホルモン):心の活力剤であり、ヤル気が出る
- セロトニン(幸せホルモン):心に安らぎをもたらし、精神を安定させる
この2つのホルモンが、褒められることで脳内に放出されるんですよね。
まず、褒められた人は脳内のA10神経が刺激されてドーパミンが出て、大きな幸福感でいっぱいになります。
ドーパミンが出た後はセロトニンも分泌されて、心が穏やかにもなりますね。
褒めた人は脳が活性化しますし、褒められた相手が喜んでいるのを自分の成果として捉えるので、同じくドーパミンが出やすくなります。
また、脳は主語を理解することができないので、相手を褒めても「自分を褒めている」と捉えるんですよね。
人を褒めても自分を褒めたことと同じになるので、褒めた側の自尊心もアップします。
このように、人を褒めるというのは相手にも自分にとってもメリットがあり、良いこと尽くしなんです!

特にドーパミンは強い快感となるため、褒められた側は「この快感をまた味わいたい!」と思い、さらに頑張るようになります。
結果的にヤル気がアップして前向きになるので、褒めることはとても素晴らしいことなんですね。
褒め上手は愛される!人を褒める効果&メリット

「人を褒めるなんて恥ずかしいし、何の得にもならないよ…」なんて思っていませんか?そんな風に考えるのはもったいない!
他人を褒めることでメリットが得られるのは、褒めたあなた自身なんですよ。
まず、褒めるということは相手に対する好意の表れでもあります。
人は褒められると、「自分に好意を抱いてくれているんだな~」と感じて、相手に好意を抱くんですよね。
これは、「好意の返報性」と言います。好意を受けると、相手にそれを返したくなるという心理ですね。

また、人は褒められたい生き物。褒めてくれる相手は貴重ですし、そんな相手に好意を抱かない人はいません。
つまり、人を褒めればその相手から好かれやすくなり、相手と良好なコミュニケーションが取れるようになるんですよ。
またあなたがいない場所でも、好意を持ってもらえた人に「あの人良い人だよ~!」と言ってもらえる機会が増えます。
つまり、あなたの評判も上がるというわけですね。
その結果社会で生きやすくなり、仕事のチャンスをもらえたりといろんなメリットが得られるわけです。
まあ、単純に人を褒めてその相手が喜んでくれているのを見るのって、嬉しいですよね。
人の役に立っているような気がして、幸せな気持ちになりますから。
そういった感情を味わうことができるのが、「人を褒める」という行為なわけです。
- 人を褒めると相手から好意を持ってもらえる
- 人を褒めると自分の評判が上がり、いろいろうまくいく
- 人を褒めると自分も良い気分になる
「人を褒める」ということは、こんな素晴らしいメリットがあるんですね!
子どもは褒めると効果的!褒めて伸ばすのが大事
最近では、「子どもは褒めて育てる」というのが一般的になってきましたよね。
「叱って育てる」VS「褒めて育てる」はよく議論される点でもありますが、やはり基本的に子育ては「褒めて育てる」で合っています。
叱ってばかりだと子供はストレスを感じ委縮してしまいますし、「自分が悪いんだ」と自信を失ってしまいますよね。
自信がないと大人になってからいろんな問題が発生してしまうので、自信をつけてあげるためにも褒めて育てるのが大事です。
褒めれば自信がついて堂々と生きれるようになりますし、ヤル気もアップして成績も上がるし、良いことばかりなんですよね。
特に親から褒められることで、子どもは自己肯定感が育ち、自分を承認できる人間になります。
自分を承認できる人は他人も承認できますし、人と良好なコミュニケーションが取れる人間に成長するので、積極的に褒めてあげましょう!
部下を褒めると仕事にも効果的
部下を叱ってばかりの上司も多いと思いますが、これも間違いです。
怒ってばかりの上司を見ると、「仕事を頑張ってほしくないのかな~」って思ってしまいますよ。生産性も何もあったもんじゃありません。
叱ってヤル気を出す部下なんて、ほんの一握り。
多くの人は褒められることでヤル気を出すので、部下にも褒めることは必要なわけです。
「褒めたくても、褒めるところが見つからないよ…」なんていう上司もいますが、自分より経験が少ない部下は未熟に見えて当然。
それは自分基準で見ているからであり、相手基準で見ていないからです。
ぜひ部下の立場に、相手の立場に立って見てください。
「部下は部下なりにがんばっているんだな」と気づくことができるようになったら、上司としてやっと一人前です。
部下の良さに気づける上司ほど、「デキる上司」ですよ。賢い上司なら、必ず部下を褒めて伸ばします。
部下を褒めればヤル気もアップして、職場の満足度も高くなるので、ぜひ褒めて伸ばしましょう!
パートナー(恋愛・結婚)を褒めると効果的
恋愛や結婚においても、褒めることはとても有効です。
「人を褒めるとモテるようになる」ってよく聞きますよね。褒めてくれる相手にはやはり少なからず好意を抱くものです。
また、恋人同士や夫婦になったりした時点でも、相手を褒めることはとても大事です。
恋人や夫婦になると、いつもそばにいる分、相手の悪いところばかり目につきがちですよね。
相手を褒めずに責めてばかりいたら、すぐに関係は破綻してしまいます。
しかし、相手を褒めていたらどうでしょうか。
自分を褒めてくれる人は手放したくないですし、自分の理解者だと感じて愛情も深まりますよね。
パートナーに対して褒めることは非常に大事です。というか、大切なパートナーだからこそ褒めることが重要なんですよ。
パートナーを褒めることは、恋人関係も夫婦関係(家庭)も円満にしてくれる効果があります。
積極的に相手を褒めて、ぜひ良好な関係を保ってくださいね!
自分で自分を褒める効果&メリット

人から褒められることには素晴らしい効果がありますが、大人になるとそんなに人から褒められる機会ってありませんよね。
でも実は、自分で自分を褒めても同様の効果が得られるんです!
自分を褒めることで、脳内にはドーパミンとセロトニンが放出されますし、
- 自己肯定感が高まる
- 自尊心がアップする
- 自分を愛することができるようになる
このようなスゴイ効果が得られるんですよ!
まず、自分を自分で褒めることで自己肯定感が高まり、自分に自信を持てるようになります。
卑屈になることがなくなり、堂々と生きられるようになるんですよね。
また自尊心がアップして、自分がいかに特別で凄い存在なのかを理解できるようになります。
ただし、これは傲慢になるのとは違いますよ。
「俺って凄いんだぜ」と自ら周りの人に言いまくっていたら、逆に嫌われますしね。
元々あなたは世界でたった一人しかいない、特別な価値のある素晴らしい人間なんです。
「本来の自分の素晴らしい価値に気づく」という意味で自尊心がアップするんですよ。
他の人も同様に素晴らしい人間なのだから、自分のことを自慢するのはNGです。
自己肯定感が高まり自尊心も上がると、自分を愛することに繋がり、人生が生きやすくなっていきます。
また、承認欲求を自分で満たしてあげられるようになるので、余裕も出てきますね。
「褒めて褒めて!」という気持ちが薄まるので、一緒にいる人にも負担がありません。
人に求めることがなくなるので、周りの人も一緒に居やすくなるんです。
自分で自分を褒めるというのは何か気恥ずかしい気がしますが、ぜひやってみましょう!
自分を褒めて愛すると、「なぜかわからないけど人生がうまくいくようになった」という人が多いので、試してみる価値はありますよ。
自分で自分を褒める言葉ってどんなのがいいの?
でも自分で自分を褒めるって、どんな言葉を投げかければいいのでしょうか?
いきなり「褒めるのが良い」って言われても、何を褒めればいいのか思いつかない人も多いですよね。
日本人は自分を褒めることを恥ずかしく思う人も多く、自分を卑下する傾向が強いです。
そして、自分を褒めるのが下手な人も多いんですよね。
また自分に厳しい人も多いので、「自分を褒めるっていったって、何を褒めればいいんだ。褒めるところなんてないじゃないか。」となってしまいます。
わかります、私も最初はそうでした。でも、やっていくうちにできるようになります。
要は、「慣れ」です。
毎日自分を褒めるうちに褒め慣れていくので、ぜひ挑戦してみてください。
「しかし褒めることが全く思いつかない……」というあなたに、褒め方の一例をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- 「毎日休まずに仕事がんばっていて、私はえらいな~!」
- 「お母さんと一緒に料理を作った私、なんて凄いんだろう」
- 「家事と育児を両立できている私って、素晴らしい!」
- 「今日は一日中ゴロゴロしてたけど、時間を贅沢に使える私ってさすが!」
- 「自分で自分を褒めてあげられる私って、素敵だよね!」
「え、こんなこと褒めるべきことなの?当たり前じゃないの?」って思いましたか?
自分で自分を褒めていないと、「こんなの褒めることじゃない」って思ってしまいがちですが、実はこれ十分褒めるべきことです。
そもそも、これくらい当たり前のように思えることを褒める対象にしないと、毎日自分を褒めるなんてできないですよ。
どんな小さなことでも、自分を褒めるのが良いんです。
毎日歯磨きをしていることを褒めたっていいし、「おはよう」と笑顔で挨拶できる自分を褒めるのも良いですね。だってソレ、十分素晴らしいことですから。
そして、最後には自分の内面を自分で褒めている自分すら、褒めてあげるという!
「そんなことくらいで褒めるの?」って思うことですら、自分を褒めてあげてください。
これを繰り返すことで、あなたの人生がどんどん幸せに向かいます。
もちろん、これは自分の頭の中だけで行ってくださいね。決して人前で自分を褒めまくらないように(笑)
ナルシストになるのとは違います。自分で自分を認めてあげる作業なんです、「自分を褒める」って。
そして自分で自分を認めてあげられる人ほど、他人も認められるようになります。
どんな些細なことでも、褒めてあげてください。「これはダメなんじゃないか」ということですら、褒めてあげる勢いでいいです。
いっぱい自分を褒めて、自分を愛してあげてください。
そして、自分の人生をもっと生きやすいものにしてあげてくださいね。
ここ半年程ついったで自分で自分のことを褒めちぎりまくって過ごしてみましたが、正直自分で自分を褒めちぎるデメリットはまったく見当たりませんね!むしろ実生活でも前ほど思い悩むことも減ったし、落ち込みを引き摺り過ぎなくなったし、自分で自分にストレスかける機会がかなり減った気がします。
— 無理な山本(103) (@Ger0_ymmt) 2017年10月19日
【まとめ】効果抜群!人や自分を褒める習慣は人生を変えてくれる

人を褒める効果には、素晴らしいものがあります。
なので人を褒める機会があったら、ぜひ褒めてあげてください。それは必ずあなたのためになります。
もちろん、自分でも自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
やってみるとわかるんですが、意識して自分を褒めるようにしないと、あっという間に「自分を褒めない自分」に戻ってしまいます。
慣れるまで、何度も意図的に自分を褒める癖をつけてあげてください。
そうすると次第に、脳内に自分を褒める回路ができてきます。
意識しなくても自分を褒められるようになりますし、ポジティブな思考回路もできてくるので、それまでがんばって自分を褒めてくださいね。
では、試しに今ここで一度、自分で自分を褒めてみてください。
「私はエライよ。よくがんばってるよ。」って。
目を閉じて、自分の心(胸の奥あたり)に向かって言ってあげると効果的です。
幸せな気持ちが心に溢れてきますよね。思わず笑顔になったりする人もいるでしょう。
自分で自分を褒めることがどれほど楽しく、幸せなことなのかすぐに気づくと思います。
自分を褒めることが習慣になるまで、ぜひチャレンジしてみてください。
そして、人を褒めることも積極的に行ってくださいね。
人や自分を褒め続けていけば、あなたの人生はきっと良い方向に変わっていきますよ。
※もし自分で自分を褒めるのが難しいと感じたら、「ほめ日記」という本が参考になりますので、よかったら読んでみてくださいね!
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