人の成果を横取りしたり、告げ口で職場の人間関係をギクシャクさせたり、「なんでそんなことをするの?」と思うような卑怯な手段で人を陥れる卑怯な人。
自分の得ばかりを考えているだけでなく、自分のすることが悪いことだとすら思っていないので、厄介な存在です。
真面目に仕事をしている人ほど、そんな卑怯な人に利用されがちですよね。
ここでは、そんな卑怯な人に陥れられないよう、卑怯な人を見分けるための方法や対処法を詳しくご紹介します。
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目次
職場にいる卑怯な人の7つの特徴と心理

人間である以上、人をうらやましく思ったりすることはよくあること。
それでもほとんどの人は、卑怯なことをせずに過ごしています。
職場で卑怯なことを相手に仕掛ける人にはどんな特徴があるのか、その心理と共にご紹介しましょう。
1.自分のすることが悪いことだと思っていない
卑怯な人は、自分がすることを悪いことだとは少しも思っていません。
普通の人であれば、卑怯なことをしようと考えても後ろめたい気持ちになるだけなので、想像はしても実行はしないですよね。
ですが卑怯な人は自分のことしか考えていないので、実行に移せてしまうのです。
2.平気で嘘をつく
卑怯な人は、自分の利益のためならいくらでも嘘をつきます。
嘘をつくことを悪いと思っていないだけではなく、嘘で振り回される人を見て憂さを晴らしていることもあるんですよね。
そうやって人を見下し、自分より幸せそうな人の人間関係が壊れることを期待しているのです。
3.頭が良い
卑怯な人は頭が良いため、一見仕事ができるように見えたりします。
しかし、実はそれほど仕事ができるという訳ではなく、悪知恵を働かせるために頭がフル回転し、即時に自分の身を守るような行動ができるというだけのこと。
ただ自分が悪者にならないような嘘や言い訳をしっかり用意しているので、周りの人がいつも振り回されてしまいます。
4.人によって態度が変わる
卑怯な人は、人によってあからさまに態度が変わります。
自分にとって益があると思った相手に対しては、びっくりするぐらい愛想が良くなるのに、得にならないと思った相手にはあからさまに不機嫌な態度で接したりということも。
また今まで愛想良くしていた相手が使えない、と分かった途端に手のひらを返してそっけない態度に出ることもあり、周りの人があきれるほどの変わり身の早さを見せます。
5.人のことを見下している
卑怯な人は、自分以外の人間をいつも見下しています。
実はそれは、卑怯な人の心にある劣等感からきていることもあるんですが…。
そのため人が自分よりいい思いをしたり、チヤホヤされるのが気に入らず、足を引っ張ろうと躍起になるのです。
6.自分はいつも安全な場所にいる
卑怯な人は、職場でいつも安全なポジションを確保しようとします。
仕事をしていれば、新しいプロジェクトを任されたりしますよね。
そのような場合、失敗したりといったリスクもあります。
それでも普通は、チームみんなで力を合わせて取り組むべきものであるはず。
ところが卑怯な人の場合、自分に責任がかぶせられないような安全な位置を確保しようとするだけでなく、自分に不利益になりそうな場合には協力しなかったりします。
7.近くにいる人からの評判は悪い
卑怯な人は周りの評判が悪く、嫌われています。
卑怯な人は人によって態度を変えたり、嘘をついたりといったことを平気でできる人。
そのため、周りの人ほど不利益をこうむっていることが多く、嫌われていたりするのです。
私の周りにもよく卑怯な人がいましたが、上の人には上手に応対しているので被害を受けて訴えても、「あなたが悪い」と決めつけられることがほとんどでした。
周りの人は同情してくれましたが、なんともやりきれない思いしか残りませんでしたね。
「分かってくれる人がいるだけマシ」と当時は思っていましたが、この場合は卑怯な人に利用されないようにすることが、結局は自分の身を守ることになるということを頭に入れておいたほうがいいでしょう。
だまされない!職場の卑怯な人が取る5つの行動や言動

卑怯な人は、その行動や言動から信頼されていないことがほとんどです。
ただし、新入社員や転職したばかりの人の場合、それが見抜けず上手に言いくるめられてしまうこともあるんですよね。
次は、卑怯な人に上手く利用されないために、注意したい卑怯な人の行動や言動をご紹介します。
1.自分で責任を取らず人に押しつける
卑怯な人は自分のミスを人のせいにして、自分では責任を取りません。
それが自分の目の前でされればまだ反論もできるのですが、本人のいないところで上手に根回しするのが卑怯な人のやり方です。
気がつけば自分が全ての責任をかぶせられている、といったことにもなりかねません。
2.人の手柄を平気で横取りする
自分のミスは人のせいにするのに、人の手柄は平気で横取りするのが卑怯な人です。
部下の手柄なのに自分の手柄のように吹聴する上司、後輩のしたことなのに自分がしたように見せる先輩など、例を挙げればきりがありませんが、相手が気が弱い人やいい人だった場合、「みんなの成功だからいいか」と押し切られてしまったりします。
3.自分でしたミスを絶対に認めないで言い訳する
卑怯な人は自分のミスを人のせいにするだけでなく、言い訳をして認めません。
卑怯な人は頭の回転が速いので、上手に言い訳をします。
ただ、「自分がミスをするはずがない」と絶対にミスを認めない人と違い、卑怯な人は自分がミスをしたことを分かっていて、そのミスが自分にとって都合が悪いので言い訳をするんですよね。
そればかりか、言い訳をしながら人に責任を押しつけたり、人のせいにして逃げようとすることもあります。
4.自分の利益のために人の弱みを攻撃する
卑怯な人は、自分が利益を得るためなら手段を選びません。
そのため相手の弱みを握って、脅迫することも平気です。
「ばらされたくなかったら」と金品を要求したり、男女関係を強要したりといったことも平気でします。
5.自分の立場を利用して人に強制する
卑怯な人は、自分の立場を利用します。
上司だったり年上だったり、相手が強く出られない立場を利用して、相手に仕事を押しつけたり手柄を奪ったり、脅迫したりといったことも平気です。
それも全て自分がいい思いをしたいからで、そのために相手がどうなろうとかまわないとすら思っているんですよね。
利用されない!職場の卑怯な人に対する6つの対処法

卑怯な人は自分のことしか考えていません。そのため、職場にいる卑怯な人に人生をボロボロにされることもあります。
でも、そんなの嫌ですよね。自分の身は絶対に守りたいものです。
次は、そんな職場の卑怯な人に利用されないための対処法について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.卑怯な人とは関わらない
卑怯な人と関わるとろくなことがありません。
相手が卑怯な人だと分かった時点で、距離をおいて必要以上に関わらないようにすることです。
ただしあまりに冷淡な態度で接していると、逆に問題になることもあるので、話しかけられてもさりげなく話を切り上げるようにするといいでしょう。
2.先手を打って相手に手を出されないようにする
卑怯な人のやり口がある程度分かっているのであれば、何かされる前に行動するという方法もあります。
成果を上げた場合は、自分がしたことがはっきり分かるように書面などの証拠を残す、話が嘘だと言われることのないよう、何人かで話をするといった方法です。
卑怯な人だと分かっている人は証拠がなくても信じてもらえますが、上司などは知らない場合もありますよね。
卑怯な人が嘘を混ぜる前に、先手を打っておくようにしましょう。
3.何を言われても感情的にならない
大切なのは、卑怯な人の言動や言葉に振り回されないようにすることです。
卑怯な人のあからさまな嘘や態度を指摘するのは、あなたが正しいとしても逆恨みされる可能性があるんですよね。
話し合いをする場合は冷静になり、卑怯な人の行動に引きずられないようにすることです。
4.被害を受けている人と情報を共有する
卑怯な人の取る行動や言動は、被害を受けている人と共有しましょう。
被害を受けた場合は辛いですが、それ以上被害を広げないためにも、先手を打てるように情報を共有する必要があります。
相手のやり口が分かっていれば、被害を受ける前に先手を打って、逆に卑怯な人が何もできないようにすることも可能となるはずです。
5.自分がされたことについて記録しておく
卑怯な人にされたことは、細かく記録しておきましょう。
自分の地位を利用しての責任の押しつけや脅迫などは、パワハラにあたります。
周りの人の理解を得るためにも記録していくことは、最終的に自分の身を守ることにもつながりますよね。
日付、時間、何を言われたのか、またメールなどのやり取りなども保存しておきましょう。
6.相手の上司に話を聞いてもらう
卑怯な人の行動を止めるためには、卑怯な人のさらに上の立場の人に相談する方法もあります。
卑怯な人の態度にだまされてしまっている可能性もありますが、きちんと記録を残しておけば、それが説得材料にもなるはずです。
職場で被害が広がっているようであれば、上司からあらためて社内の環境を見直してもらうようにしましょう。
【まとめ】職場の卑怯な人と話し合うのはムダ!転職で離れることも考えよう

人は誰でも自分が可愛いもの。
そのため、悪いことだと分かっていても言い訳したり卑怯な行動を取ってしまう、また考えてしまうことはあります。
それを実行しないのが普通の人ですが、卑怯な人は自分のことしか考えていません。
そのため卑怯な人は、自分がいい思いをするためには、人がどうなろうとかまわないとまで考えています。
そんな卑怯な人の行動を批判しても、逆に攻撃してきたりするので、注意した人の方が立場が悪くなることもあるんですよね。
彼らのような卑怯な人とは、関わらないのが一番です。
ただし、もし被害を受けた場合には上司に相談するなどして、泣き寝入りしないことも大切ですよ。
あまりにも職場の卑怯な人が酷く、上司に訴えてもあまり改善されない場合は、転職することも視野に入れましょう。
あなたが生き生きと働ける、楽しい職場は他に必ずあります。
卑怯な人が我が物顔でのさばっていない、お互いを尊重し合った人間関係の職場はたくさんあるので、ぜひ転職サイトや転職エージェントをチェックしてみてくださいね。