職場には、偉そうな態度で振る舞う人っていますよね。
特に偉い立場でもないのに、言動がまるで上司か何かのように偉そうな人。
「あなたはいったい何でそんなに偉そうなんですか?」と聞いてみたくなります。
高圧的で上から目線の態度で接してこられると、「なんでこんなに言われなきゃいけないんだろう」って落ち込んだり、悲しくなったり、とにかく自信を失ってしまいますよね。
でも相手が偉そうなため、反論できないまま従ってしまったり……。
しかし、自信満々に見える偉そうな人の心理は、自信の無さの裏返しだったりするんですよ。
ここでは、偉そうな人の驚くべき心理と彼らに振り回されないための対処法をご紹介します。
偉そうな人に何か言われても、スッとかわせるあなたに変身できるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
[リードランキング]目次
偉そうな人の意外な深層心理や特徴とは?

実際の立場は偉くないのに、偉そうに振る舞う人って職場に結構いますよね。
「なんでそんなに偉そうな態度になるの?」と不思議になってしまうほどです。
でも実は、彼らは「偉そうにしている」だけであってその心は脆く、ガラスのハートを抱えているんですよ。
次は、偉そうな人のその意外な深層心理についてみていきましょう。
自分に自信がない
偉そうな人は、実は自分に自信がない人なんです。
本当の意味で自分に自信がある人は、他人に偉ぶったりしません。むしろ謙虚です。
偉そうな人は自分に自信がないので、自分を強く見せようと偉そうにするんですよ。
相手を見下すことによって、自分の優位性を確認したいだけなんです。
常にビクついている小心者
偉そうな人は、実は小心者でもあります。
弱い人ほど、ただ強がっているだけ。偉そうな態度を取っていても、本当は弱いんですよ。
また、普段から偉そうにしている分自分はミスができないため、失敗しないかどうか常にビクビクしています。
かといって、自分の状況が悪くなっても謝ったり態度を改めることなく、逆ギレしてしまうことも。面倒な人ですねぇ。。
自己中心的で上から目線・他人を見下している
偉そうな人は、相手の気持ちを思いやることができません。
自己中心的でいつも上から目線であり、心の中でも他人を見下しています。
せめて心の中で留めておけば良いものを、それを態度や言動に出してしまうから困ったものですよね。
彼らは他人を見下して優越感に浸りたい気持ちでいっぱいなので、常に偉そうなんです。
でも、自分では「自分が他人を見下している」ということには気づいていません。
自己顕示欲が高い・プライドが高い
自己顕示欲やプライドが高いのも、偉そうな人の心理の一つです。
彼らは自分を大きく見せたい、優越感に浸りたい気持ちでいっぱいなんですよ。
「自分の方が上だ!」と思いたい、その心理が働いて、偉そうな態度を取ります。
自分が正しいと証明したい
偉そうな人は自分が悪者だと思いたくないし、周りからも思われたくありません。
相手に偉そうな発言をした後、自分が正しいかどうか他の人にも賛同を求めたりします。
また、常に自分は正しいんだと思い込んでいて、その正しさを証明しようとすることも。
しかしこれらも、本心は不安で弱い心を持っているからこその言動なんです。
認められたい・褒められたい
偉そうな人の心理には、人から認められたい・褒められたいというものがあります。
子供の頃にあまり親から認めてもらえなかった人は、認めてもらいたい・褒められたいという気持ちが強いんですよね。
そのため社会に出てもその欲求が非常に強く、人に偉そうに振る舞って、認められようとします。
偉そうな人の態度の裏には、このような強い「認められたい・褒められたい」という気持ちが隠されているんです。
いつも上から目線で偉そうな人への対処法

上から目線の態度ばかり取られてしまうと、臆してつい従ったりしてしまいますよね。
でもそんなことを繰り返していたら、彼らはますますあなたを見下すようになり、振り回される日々が続いてしまいます。
そんなの、もう終わりにしたいですよね。
次は、上から目線で高圧的な偉そうな人への対処法をご紹介します。
対処法さえマスターすれば、偉そうな人に屈することなく堂々と接することができるようになるので、ぜひ覚えてくださいね。
「不安でいっぱいなんだな」と思ってあげる
偉そうな人に高圧的な態度で接してこられると、自分が従わないといけないような気になってしまいますよね。
そうなるといつの間にか、相手の方が上で自分が下、という関係性ができてしまいます。
離れることができる関係ならいいのですが、職場など常に一緒にいなければいけない場合、これだと辛くなりますよね。
その場合は、相手の心理を理解して、心にバリアを張り巡らせましょう。
偉そうな人は、小心者で弱く、自分に自信がなくて不安でいっぱいなんです。
それを理解しておくことが大事。
偉そうにしてきたら、「ああ、不安でいっぱいなんだな」と思ってあげましょう。
そして、彼らに心を開くのではなく、バリアを張って一線を置くんです。
彼らはあなたより上ではありません。対等の立場であり、心はあなたより弱い存在なのです。
すると相手の態度が怖く感じにくくなり、対等の態度で相手に堂々と接することができるようになりますよ。
抵抗せず上手に話を受け流す
偉そうな人が偉そうな態度を取ってきたら、ムッとしてつい言い返したくなってしまいますよね。
言い返さなくても、ムッとした気持ちを顔に出したくなったり、態度をそっけなくしたくなったり…何かしら抵抗・反抗したくなります。
その気持ちはよーくわかりますが、ここは絶対に反撃しないこと。態度に出さないことです。
偉そうな人の心理は、上述した通り「自分に自信がなく不安でいっぱい」なんですよね。
弱いからこそ強がって偉ぶるだけなので、その不安を刺激されたら「攻撃された」と思い込み、さらに態度が悪化します。
不安を刺激してしまう方がより偉そうにされたり、関係性が悪化して職場に居づらくなってしまったりと、あなたにとってデメリットだらけなんですよね。
なので、絶対にムッとしたり言い返したりせず、相手の不安を刺激しないような態度を取りましょう。
「そうですか」「申し訳ありません」なとど当たり障りのない言い方をして、穏便に済ませることが大事です。
偉そうな人の言動は、スルーすることですね。適当に相づちをうっておきましょう。
偉そうな人には抵抗しない方が賢い選択です。相手は子供なだけなので、あなたが大人になってあげましょう。
仕事で成果を出して認めてもらう
偉そうな人は、仕事で成果を出している人には強く言わない傾向があります。
なので、あまり偉そうな態度を取られたくないなら、仕事で成果を出しましょう。
反抗せず仕事もデキる人間には、文句もあまり言わなくなります。
実力を認めてもらい信頼してもらうこと、それが偉そうな人を黙らせる一番の方法ですね。
仕事と割り切りできるだけ関わらない
職場の偉そうな人に偉そうにされることは、なかなか辛いものがあります。
でも、「そんな人と一緒にいることも仕事のうち」と思って割り切ってみましょう。
偉そうな人に振り回されてしまえば、あなたがどんどん疲弊してしまいます。彼らの内面の問題なのに、あなたが疲れてしまうのは悔しいですよね。
そんな人とは、適度な距離を置くこと。
最低限の関わりに留めておいて、あまり深く付き合わないようにするのも大事です。
【まとめ】職場の偉そうな人と一緒に居るのが辛いなら転職もあり

偉そうな人の偉そうな態度は、本人の心の問題です。
決して、あなたが偉そうな態度をされるほど劣っているわけではありません。
偉そうな人は、ただ自信がなくて不安感でいっぱいなだけ。偉そうな態度を取ることによって、自分に自信をつけようとしているだけなんです。
もちろん彼らはそれを無意識に行っているので、傍から見るとなんだか自信満々に見えることもあります。
でも、本当に自信に満ちあふれている人は、偉そうな態度は取りません。
つまり偉そうな態度を取る人は、本当は弱い人間というわけです。
そういう視点で見てあげれば、偉そうな態度を取る人の言動もスッと横に流しやすくなりますよね。
「不安でいっぱいなんだな」と思ってあげて、相手の不安をできるだけ刺激しないようにしてあげましょう。そうすれば、相手も次第にあなたの存在を認めていきます。
でも、頑張っても相手がどんどん偉そうな態度を取る一方で、自分にものすごく負荷がかかるなら、あまり我慢し続けない方が良いかもしれません。
そんな人のために毎日苦しい思いをして働くと、人生が台無しになってしまうからです。
もしどうしても偉そうな人が許せないなら、転職してしまうのも一つの方法ですね。
人間関係が良い職場は、この世にたくさんあります。あんな嫌~な偉そうな人がいない職場だって存在するんですよ。
偉そうな人との関係性を変えるのは時間がかかりますが、転職してしまえば一瞬で彼らと縁が切れます。二度と会わなくて済むんですよね。
「もうあの人と一緒に働くのは嫌!我慢できない!」そう思ったら、転職してしまうのも良いでしょう。
あなたが楽しく自分らしく働ける職場は他にたくさんあるので、ぜひ転職サイトをチェックしてみてくださいね。
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