- 「あの人がいるから会社に行きたくない……」
- 「あの人がいるから仕事を辞めたい……」
こんな風に、会社に嫌いな同僚がいて仕事を辞めたい・退職を考えてしまう…という人は少なくないです。
家族と過ごす以上に長い時間を過ごすのが会社の同僚であり、その相手を嫌いになってしまったら、とても辛いですよね。
できれば相手との関係をなんとかしたいし、ストレスを感じないように過ごしたいものです。
ここでは、同僚が嫌いで仕事を辞めたいほど苦しんでいる人の対処法をご紹介しますね。
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目次
退職を考えるほど同僚が嫌いで仕事を辞めたい人はたくさんいる

退職を考えるほど同僚が嫌いで、仕事を辞めたいほど悩んでいる人はたくさんいます。
会社の同僚に対して、ちょっと「嫌だな」と思ってしまうくらいならまだしも、一緒に過ごすことによって、
- 食欲不振
- 体の震え
- 湿疹
- 腹痛
- 過呼吸
なんて体調不良の症状が出てしまう人もいるんですよ。
こんなに具合が悪くなるほどストレスを感じる同僚がいるなんて、辛すぎますよね。
同僚がそんなに辛いならいっそ退職したいけど、よく言われてしまうのが、
「どこにいってもそんな嫌な人の一人や二人はいる」
というもの。
どこの職場でも、確かに嫌な人はいます。
でも、そうはいってもやっぱりこのままでは辛すぎる…!なんとかしたいですよね。
今回は、同僚が嫌いで会社生活が辛かった経験のある方にインタビューしてみました。





今回は皆さんの体験談も交えながら、嫌いな同僚への対策を探っていきたいと思います!
ストレスがたまるほど同僚が嫌いで仕事を辞めたい時の対処法

ストレスがたまって仕事を辞めたいほど同僚が嫌いな場合、3つの対処法があります。
- 嫌いな同僚と良好な関係を築く
- 嫌いな同僚とできるだけ関わらないようにする
- 嫌いな同僚から離れる
これらの対処法について、ひとつひとつ見ていきましょう!
嫌いな同僚と良好な関係を築きたい場合

まずは、嫌いな同僚と良好な関係を築きたい人の対処法からご紹介します。
まだ同僚との関係に改善の余地があるなら、こちらの対処法を実行することをおすすめします。
1.嫌いな同僚の良いところを探す
一度嫌いになってしまうとなかなか難しいですが、できるなら同僚の良いところを探して、そこに目を向けてみましょう。
嫌いだからといって、そのまま”嫌いオーラ”を自分から出し続けてしまえば、向こうも自分を嫌うのは当たり前です。
逆の立場だったら、わかりますよね。自分を嫌っている人を好きになろうと思える人は少ないはずです。
嫌いオーラを出し続けていたら同僚にはさらに良く思われず、状況が悪化してしまいかねません。
辛いとは思いますが、同僚の良いところをがんばってでも探し出し、良いところに感謝してみましょう。
相手に良いイメージを持ってみると、相手との関係性が良くなることもあります。
同僚のことをあまりにも嫌ってしまった場合には無理かもしれませんが、もしできるなら、同僚の長所を探してみてくださいね。

そうしたら、なぜか相手の態度が柔らかくなってきたんですよ…!これにはビックリしましたね。たぶん、自分の相手への態度が無意識に柔らかくなっていたからだと思います。それを相手が感じ取って、「この人は仲良くしても大丈夫な相手だ」と思ってくれたのかな、と。
今では別の理由で転職しましたが、その後の関係は辞めるまでずっと良かったので、あの時「この人嫌い!」と思い続けなくてホント良かったと思っています。”まず変えるのは、自分の意識から”だと、改めて思いましたね。
2.嫌いな同僚に自ら近づいて仲良くなる
荒療治かもしれませんが、嫌いな人に自ら近づいて仲良くなる、という方法もあります。
最初は「この人嫌い…」と思い込んでいても、実際に仲良くなると嫌じゃなくなる場合もあるんですよ。
先程もお伝えしましたが、自分の事を嫌いな人を好きになれる人は少ないです。
でも逆に考えてみると、自分の事を好きな人を嫌いになれる人も少ないんですよ。
相手が自分に好意的だとわかると、攻撃してこなくなる場合もあるんですよね。
嫌いな人でも味方にしてしまえば、嫌な人じゃなくなる場合もあります。
もし相手と仲良くなれる余地があるなら、自ら近づいてみるのも一つの方法ですね。

最初は「嫌いでしょうがない」って言っていたのに、嫌いなまま一緒に過ごすのが嫌だったんでしょうね~。一生懸命がんばって、相手と仲良しになっている人がいました。
僕には真似できないなって思ったけど、ホントすごいと思うし、ある意味嫌いな同僚の存在をなくす最強の方法かと思います!
3.嫌いな同僚と仲良しな人と仲良くなる
嫌いな同僚と自ら仲良くなれれば一番良いのですが、なかなか難しいという人もいると思います。
そんな場合は、”嫌いな同僚の仲良しな人と仲良くなる”、という方法もありますね。
そうすれば、嫌いな同僚と一緒に飲みに行く機会ができたりと、自然と仲をとりもってもらうことができます。
嫌いな同僚と絶対に仲良くなれるかはわかりませんが、味方を増やすという点でおすすめな方法ですね。

嫌いな同僚との仲が劇的に良くなったってワケではなかったのですが、雰囲気の改善には役立ったので、できる人はやってみるといいと思います!
嫌いな同僚とできるだけ関わらないようにしたい場合

同僚の事があまりにも嫌いになってしまい、どうしても仲良くできそうにないなら、できるだけ関わらない対処法がおすすめです。
今までと視点を変えたり、味方を増やしたりすることで、辛い状況を改善しましょう。
1.仕事だと割り切って必要以上に関わらない
嫌いな同僚がいても、ここは仕事の場と割り切って必要以上に関わらない・話さないようにすることです。
もちろんこれは「無視をしろ」というわけではありませんし、「あからさまに避けろ」というわけでもありません。
挨拶や仕事上必要な事柄はしっかりと会話して、それ以上の会話をしないということです。
もちろん、話すときはぶっきらぼうに話すのではなく、他の人と同じように礼儀正しく話すのがベター。
でも、それ以上の仲良しな会話をする必要はありませんよね、会社なんだから。
必要なこと以外は関わらず、良い意味で距離を置いておけば、嫌いだと感じる同僚も自分にとって害をなさなくなります。

ただ、必要以上に仲良くする必要もないんだし、嫌いな人にはできるだけ関わらないようにはしてますねー。
2.相手の事を子供なんだと思う
同僚を”対等な大人”だと思うから、腹が立つのです。
相手を子供だと思ってみると、その腹立たしさも少なくなるのでおすすめですね。
大人になりきれない、”体だけ大きな子供”だと思ってみると、なんだか相手が可哀想にすら思えてくるんですよ。
相手より上の目線に立ってみると、少しは優しい気持ちになれるので、ぜひ試してみてください。
嫌いな同僚に対して、
- 「そんなことを言ったら相手に嫌われるとわからない未熟な子供なんだな」
- 「怒ってばかりで感情を抑えることもできない子供なんだな」
- 「気分がコロコロ変わってしまう、子供なんだな」
なんて思うようにすると、ちょっとは相手と接しやすくなります。

言い方は悪いですが、相手を上から見下してしまえば、大きな気持ちで接することができました。「可哀想だから許してやる」みたいな気持ちで(笑) こう考えると少しだけ気持ちが楽になったので、この視点は良かったと思います。
3.仲の良い同僚を増やす
嫌いな同僚以上に、好きな同僚・仲の良い同僚を増やすのも有効です。
そうすれば、嫌いな同僚の存在もあまり気にならなくなったりするんですよ。
嫌な人の悪口を言う仲間ではなく、何かあった時に味方になってくれる仲間を増やしておくんです。
そうすれば、嫌いな同僚に追いつめられた時も味方となってくれますし、辛い気持ちもまぎらわすことができるんですよ。
仲の良い同僚の存在があれば、嫌いな同僚もあまり気にならなくなっていくので、おすすめです。

違う部署でも仲の良い同僚・味方になってくれる同僚がいるだけで、心がホッとしました。そのうち違う部署にどんどんいろんな友達ができていって、嫌いな同僚の存在もだんだん気にならなくなっていったので、仲良しの同僚を作るってのは大事だと思います。
4.上司に相談する
どうしても同僚が嫌いで辛いなら、上司に相談するというのもアリです。
信用できる上司なら、相談したとしても口外の心配はありませんしね。
上司に相談すれば、
- 席替えをして席を離してもらう
- 仕事上できるだけ関わらないようにしてもらう
こんな対応をしてもらうことも可能です。
嫌いな同僚と関わる機会が減って、ストレスも減りますよね。
ただ、上司の経験が不足していると、引っかきまわして余計に状況を悪化させてしまうなんてことも。。
うまくいく場合もありますが、逆効果になる場合もあるので、上司の手腕を慎重に見極めてから相談するようにしましょう。

それ以上お局様と関係が悪化したわけではなかったのですが、あの時の逆三角形になった目は今でも忘れられません。。上司に相談するのは悪いことではないですが、嫌いな同僚に気づかれないように配慮してもらうことも必要ですね。
嫌いな同僚から離れたい場合

同僚があまりにも嫌いになってしまい、ストレスで体調不良が現れてしまうほどなら、離れることも検討しましょう。
逃げることは決して悪いことではありません。”逃げるが勝ち”って言葉もあります。
ここまでになってしまったら、嫌いな同僚から上手に離れることを考えてみましょう。
1.異動願いを出す
異動願いを出すというのも、嫌いな同僚と物理的距離を置けるようになるため有効です。
他の部署に異動・他の営業所や支店に異動など、同じ会社でも違う部署に行けば、嫌いな同僚から離れられるので、ストレスがなくなります。
もしあなたが異動できる環境にあるのなら、異動願いを出してみるのも良いですね。
誠意をもって対応してくれる上司なら理由を話してみるのも良いですが、本音を言えないような上司なら別の良い理由をつけて異動希望を出しましょう。

何を頑張っても状況が改善しない場合、異動っていう手段は良いんじゃないかなって思います。今は異動先で楽しくやってるみたいなので、ホント良かったですよ!
2.転職して退職する
あまりにも同僚が嫌いで辛いなら、いっそのこと転職するという方法もあります。
会社を退職・転職してしまえば、その嫌いな同僚に会うことは二度とありません。最も確実な方法ですよね。
ただこれも、”嫌いな上司”の時と同様に、最終手段にしておいた方がいいでしょう。
なぜなら、次の職場にも嫌いな同僚はいる可能性があるからです。
本当に、どこの会社に行っても嫌な人は一人はいるんですよ。
なので安易に転職して、次の会社に行ってまた同じような嫌な人に遭遇してしまったら…転職するだけ損になってしまいますよね。。
ただ、あまりにも酷い同僚で自分の心身が壊れてしまいそうになるくらいなら、転職してしまった方が良いでしょう。
別の会社に行ったら、人間関係の良い職場だったという可能性も十分あるからです。
体調不良が出るほど同僚に追いつめられているなら、転職する選択肢も視野に入れてみてください。

結果的に転職しましたが、ラッキーなことに人間関係の良い職場に行くことができたんです。私は転職して正解でした!あのまま続けてたら、心も体もどうなってしまったことか…。嫌な同僚に潰される前に、逃げてホント良かったです。
どんなに同僚が嫌いでも無視はNG!

いくら同僚が嫌いでも、無視だけはNGです。
相手が自分の事を無視していたとしても、それでも自分が無視をするのはやめた方がいいですね。
もし自分が無視をしてしまったら、周りの人からの評価が著しく下がってしまうからです。
- 協調性がない人
- 幼稚な人
- 大人げない人
こんな風に、あなたが周りの人から評価されてしまうんですよ。
どんな理由があるにしろ、無視をするのだけはいけません。そっけなくしたり、冷遇したりするのもダメです。
相手から嫌いだからといって無視をする人と、笑顔で対応する人、どっちの方が素敵だと思いますか?
確実に、笑顔で対応する人の方が素敵だし、カッコいいですよね。
笑顔まではできなくても、礼儀正しい対応で接することが大事です。
必要以上に関わらなくてもいいので、無視だけは絶対にしないようにしましょう。



ストレスで食事も喉を通らなくなるほどだったので、私は辞めて良かったですね。違う職場だったら楽しくやれる可能性だってあるので、あまり我慢せずに、転職できる人はした方がいいと思います。

【まとめ】同僚が嫌いで体調を崩すくらいなら転職も有り!

嫌いな同僚といっても耐えられるほどならいいのですが、追いつめられてしまうほど酷い同僚なら、なんとかしたいですよね。
ただずっと耐え続けるだけ、ってのは良くないです。
なんで嫌な人間のために、毎日辛い気持ちで過ごさなければいけないのでしょうか?そんなのもったいないですよね。
あまりにも同僚が嫌いで辛いなら、転職するというのも有りです。
人間関係で転職するのは”逃げ”のように思われがちですが、そもそも転職理由のNo.1は「人間関係」なんですよ。
たくさんの人が悩んでいることだし、ちっとも恥ずかしいことじゃないんです。
私も同僚には悩まされてきました…嫌な思いをしたことも何度もあります。
でも、転職した後は良い人間関係の職場に行くことができたので、今は「あの時、耐えてあの職場に居続けなくて本当に良かった」と思っているんですよ。
嫌な人が自分の職場にいない毎日は、本当にストレスの度合いが違います。
もしあなたが嫌いな同僚に悩まされて、どうしても辛くて対処のしようがないなら、転職を視野に入れてみるのもいいと思いますよ。
あなたに合った人たちがいる職場が、他にきっとあるはずです。